「広告デザイン」の授業では、広告デザインの基礎的な理論(色の使い方やターゲット客層の細分化など)を学びながら、Adobe IllustratorとAdobe Photoshopというコンピューターグラフィックソフトの使い方も学習します。また、この授業では、「PBL」教育を導入しています。「PBL」とは、「Project/ Problem Based Learning」の頭文字を取った言葉で、学生が主体的に課題解決に取り組む学習法です。「広告デザイン」では、学生たちが依頼を受けて、依頼人のためのデザインを作成します。
今回は、2人の依頼人のために広告チラシを作りました。
1人目は東淀川区にある「昭和湯」銭湯の森川晃夫さんです。森川さんは「昭和湯」の三代目経営者で、レトロ感あふれる銭湯を経営しています。(森川さんは本学の流通科学部卒業です。)2025年5月28日に、学生たちは「昭和湯」を見学。現場の写真などを撮ってから、森川さんから「昭和湯」のターゲット客層や、銭湯の経営作戦などを直接に聞くことができました。
森川さんと学生たち
2人目はプロ歌手のアカペラグループ「clearance」です。「clearance」のメンバーも本学の卒業生で、幅広く活動しています。今回の依頼は「clearance」がパーソナリティーを務めるラジオ番組の宣伝チラシの作成です。2025年6月4日に、「clearance」のメンバー、国代哲さん(経済学部卒)と三浦理恵さん(外国語学部卒)が授業を訪問し、活動内容やグループの特徴、そしてラジオ番組について紹介してくれました。7月16日の授業最終日に、国代さんと三浦さんがもう一度授業を訪問し、学生の作品に関する発表を聞いてくれました。
2025年6月4日の訪問で、国代さんと三浦さんがデザイン依頼を説明
学生たちが自分のデザインを説明する風景
最優秀作品:山下 麻衣
優秀作品: 段野 遥花
優秀作品:権 輝亜
「昭和湯」のチラシのBest 3作品の学生
(左から:権さん、山下さん、段野さん)
最優秀作品:横井 希
優秀作品:八木 玲奈
優秀作品:段野 遥花
優秀作品:山本 優葉
優秀作品:山下 麻衣
「clearance」の国代さんと三浦さんと学生
(左から:国代さん、段野さん、八木さん、横井さん、山下さん、山本さん、三浦さん)