「広告デザイン」(担当:D.M.アラカキ教授)の授業では、広告デザインの基礎的な理論(色の使い方やターゲット客層の細分化など)と、コンピューターグラフィックソフトの使い方を学びます。さらに、習得した知識を生かした「PBL教育」を導入しています。
PBLプロジェクトの一環として、「蜜林堂」という会社のブランド「Pot Honey」(ハリナシバチのハチミツ)の宣伝フライヤーを受講生が制作しました。
「ハリナシバチ」は名前のとおり針を持たず、世界の熱帯・亜熱帯地域に生息し、西洋ミツバチより体が小さいハチの仲間です。日本でよく見る西洋ミツバチのハチミツと比較すれば、ハリナシバチの蜜はさらさらな食感で、少し酸味を感じます。日本ではまだあまり出回らないハリナシバチのハチミツを消費者に紹介することを目的に、昨年に引き続き制作しました。
制作にあたり、「蜜林堂」の上林洋平氏がZOOMにて授業に参加し、商品の歴史と特徴をご説明くださいました〔2021年6月9日(水)〕。
例年は教室のPCを使用し「Adobe Illustrator」「Adobe Photoshop」のソフトを用いてフライヤーを制作しますが、今年はスマートフォンのアプリやPowerPointなどを使い、各自工夫しつつフライヤーを完成させました。
7月14日(水)の最後の授業では再び上林氏をお招きし、広告依頼主としての立場から各学生のプレゼンテーションを聞き、講評してくださることで実践的なビジネスの場で通用する効果的な広告戦略を学びました。
広告デザインの講義を通して、広告を作成する為に必要な企業の情報収集、広告の知識を身につけることができたと考えています。その際、企業の方の重視したい点や感想を直接聞くことができ、とても貴重な体験をした感じています。
また、最終講義では実際に企業の方へプレゼンテーションを行った為、プレゼンテーション力も身につけることができたと考えています。
企業関係者の方、先生方、本当にありがとうございました。