稲田ゼミⅢ(2018年度)の川田忠さん、杉本梨奈さん、李明帝さんの3名が、大阪市大正区にある大正橋商店街の活性化案を提案するプロジェクトに参画しました。このプロジェクトは、一般財団法人大阪商業振興センターの「商店街魅力発掘専門家派遣事業」で、担当教員が委託を受けたプロジェクトですが、学生もPBLの一環で参加しました。
大正橋商店街はJR大正駅から徒歩1分の距離にあり、飲食店が約7割を占め、路地に位置しています。周辺には京セラドーム大阪も近く、沖縄料理や食材を提供するお店が多くあり「リトル沖縄」と呼ばれているのが特徴です。フィールドワークを通じて現地に足を運び、環境や市場、そして地域の資源分析を行いました。
大正橋商店街の魅力を高めること、そしてお客さんに継続して来てもらうためには、新たなお客さんに魅力を知ってもらい、そのお客さんにまた来てもらうという案が必要だと考えました。学生のこれまでの体験の中でヒントになったのは、メニューが安くなるグルメ本の中に掲載されている割引スタンプでした。そこからお客さんにもう一度来てもらう内容をまとめ、それをゼミⅢの研究発表会で発表し、ゼミの先輩と意見交換をしました。
実際に大正橋商店会で、そのアイデアを提案しました。全体プレゼンを通じて、次に行う方向として理事の皆様から評価も得られました。ご協力頂きました大正橋商店会の理事の皆様、大阪商業振興センターの満薗様には、ゼミ学生のPBLに貴重な機会を頂き、心より感謝申し上げます。