2021年度前期の経営学部ホスピタリティ経営学科のゼミナールⅣA(森重ゼミ)では、SC(ショッピングセンター)課題解決演習と題して、南海電鉄グループの株式会社南海リサーチ&アクト取締役社長 勝山正章氏をお招きし、SCにおけるホスピタリティや、これからのSCのあり方を通じての課題とその解決策を発表しました。〔2021年7月8日(木)〕
ゼミナールでは、南海電気鉄道株式会社都市創造本部 統括部部長の上山英樹氏よりSCの基礎知識として、SCの定義、現況、歴史、形態別特徴、SC事業の特性について学びました。また、SCの管理運営業務や販売促進活動、SCにおけるホスピタリティ、SC事例紹介、フィールドワークでの視点について、グループワーク等を通じて学びました。
6月22日(火)には、株式会社南海リサーチ&アクト様のご協力のもと、「なんばCITY」「なんぱパークス」(都心型SC)を視察し、それぞれの施設の概要説明や館内および後方施設を見学させていただきました。
発表では、SCにおけるホスピタリティや課題、これからのSCの在り方を通じて、グループ毎にSCに関して自由な課題設定を行い発表しました。 各グループの発表テーマは以下のとおり。
・チームかずや「自然と共に人と街の未来を創る」
・チーム中川「WORLD OF SPACE~世界の空間を味わえる場所~」
・チームとたけけの森「世界の人々とコミュニケーションを取り、各国を知ることのできる場所」
・チームLAI「和歌山の魅力を」
受講者から、「普段何気なく利用しているショッピングセンターがどのように運営されているのか理解することができた。そして、社会人の方々と直接接する機会が持てて良かった。課題に対して、グループで考え、パワーポイントを制作し、プレゼンテーションをすることはとても楽しかった。」との感想があった。
勝山正章氏からは、「今回の学生の方達の素晴らしい発表内容をお聞きして、今回の取り組みが本当に良かったと感じました。課題とは、理想と現実のギャップであり、今後、森重先生の教え子の皆様が社会に出る時、必ず課題解決能力が問われる場面があると思います。今回のゼミナールでの取り組みが、学生の皆様の課題解決能力向上の一助になれば幸いです。」との温かいコメントをいただきました。
勝山正章取締役社長、上山英樹統括部部長をはじめ株式会社南海リサーチ&アクトの社員の皆様に、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。