2024年度も吹田市水道部企画室・総務室ご協力のもと「官学連携ゼミ」の商学部松田ゼミナールⅢが進められました。
2024年5月29日(水)2講時に、吹田市水道部企画室・総務室の職員様が来校され、吹田市の水道事業の現状を説明くださり、水道事業の仕組みが理解できるゲームを通して学生の水道事業への理解を深めました。また、当日は若年層に水道への興味をもってもらう方策として、昨年度同様、岸辺祭にて「スイスイサーバー」(移動式冷水給水機)を出展するとともに、吹田市水道部公式Instagramの登録者数を伸ばす策を考えるお手伝いをさせていただくことになりました。
【官学連携授業の様子】
学祭の出展時には、当日の企画・運営をお任せくださることになり、「どのような企画でブースを盛り上げて来場者に足をとめてもらうか」等、グループやゼミ全体で何度も話し合いを重ねました。
学生から発案される若く斬新なアイディアはどれも魅力的でしたが、実践可能性の点から「パウダードリンク付き配布チラシ」※01 、「飲み比べ」※02、「スイスイサーバーのお水はおいしい?おいしくない?パネル」※03、「フォトスポット」※04、の4企画が吹田市水道部で採用をいただきました(6月中)。そして、吹田市水道部のご協力のもと、チラシづくり、ブースのPOPづくり、パネルづくり、フォトスポットづくりの準備をグループごとに進めました(10月中)。
【企画案の話し合い・作業の様子】】
岸辺祭は1日のみの出展でしたが、1日を通して大変賑わい、特にスイスイサーバーを飲んでパネルにシールを貼っていただく企画には378名という多くの方に参加していただくことができました。ゼミナール生もチラシを配布したり、スイスイサーバーやパネルをアピールしたり、2つの企画を楽しんでいただいたりと、吹田市水道部から来られた職員様とともに協同することができました。飲み比べ企画では一番おいしいと思うものにシールを貼っていただいたのですが、水道水が一番多く、吹田市の水道水のおいしさを実感して頂けたのではないかと思います。また、フォトスポットは来場者の足をとめるよい機会となり、プレゼントをまっている間にできるだけ吹田市水道部公式Instagramに登録してもらうよう声かけを行いました。
今年度吹田市水道部公式Instagramの運用につきましては、企画開始が遅れたために連携につなげることはできませんでしたが、登録者数を増やし、吹田市民や若年層の皆様に水道事業をより身近に感じてもらえるようなSNSの運用を引き続きご提案していきたいと思っております。
【岸辺祭の出展時の様子】】
2022年度、2023年度に続きまして、3年目となりました官学連携授業ですが、今年度もゼミナール生が一丸となり、全員で準備段階から当日まで分担して取り組めた官学連携活動でした。学生にとっては、自分たちの企画が採用された後、責任をもって当日まで遂行する責任感や達成感などを感じることができ、当日の運営の経験とともに非常に有益な機会となりました。このような機会を設けて頂けたことを吹田市水道部の関係者の皆様のご協力に感謝するとともに、厚く御礼申し上げます。吹田市水道部との連携は来年度も継続させて頂き、引き続き公益性の強いサービスを提供する事業体がかかえる課題について理解を深めながら、官学連携活動に向けて精進してまいりたいと思います。