「お抹茶のある暮らし」を広めるため、神戸でサロンやイベントを開催しておられる西山陽子氏を講師に迎え、第5回「ステキ塾2018」を開催しました。〔平成30年10月27日(土)〕
今回は、「カジュアルに茶道を学び、日本文化・歴史に触れる」をテーマに、茶道やお点前に関するプログラムを行っていただきました。講義では、学生時代にヨーロッパ研修に参加して価値観が変わったことや、結婚を機に地元を離れることになった後、自ら様々な所に出向き、交友関係を広げ、現在のサロンを開催するまでに至ったことなどについて、写真をご紹介いただきながらお話しいただきました。また、受講生から事前に寄せられた質問に対して回答していただきました。
その後の参加型ワークショップでは、お茶を点てる人、運ぶ人、味わう人に分かれて茶道のお点前や作法について、体験させていただきました。普段の生活では、お茶を点てることはもちろん、正客から順にお茶をお出しするということを経験したことがない受講生にとっては全てが新鮮でした。日本ならではの「おもてなし」を学ぶため、積極的に動いたり、質問をしたりと皆イキイキしており、とても充実したプログラムになりました。
受講生からは、「初めて茶道を学んだが、先生のおかげですごく身近に感じることができました」、「先生の『何もしないうちからできないと考えずに、自分に今できることから始めれば良い』という言葉が印象に残りました」といった感想が寄せられるなど、プログラムから多くの気づきや学びを得ることができました。
次回(12月8日)は、マナースクールの講師を務めながら、ミセスモデルとしても活躍されている弓場節氏を講師に迎え、パーティマナーについて学ぶプログラムを行っていただく予定です。今後も、実践力を身につけ社会に貢献できる人材を育成する「ステキ塾」の取り組みにもご期待ください。