研究活動における不正行為防止に関する基本方針

大阪学院大学および大阪学院大学短期大学部では「研究活動における不正行為への対応等に関するガイドライン」〔平成26年8月26日・文部科学大臣決定〕に基づき、以下のとおり研究活動の管理体制を整えています。

1.機関内の責任体系の明確化

統括責任者

職名 事務局長
責任と権限 研究倫理の向上および不正行為の防止等に関し、本学を統括する権限と責任を有する。

研究倫理教育責任者

職名 庶務課長
責任と権限 研究倫理教育推進のための責任を有する。研究者等に対し、研究者倫理に 関する教育を3年毎に行わなければならない。

2.適正な管理の基盤となる環境の整備

  1. 関係者の意識向上
    研究者および事務職員の意識向上を図り、効率的な研究遂行を目指すための行動規範として、「大阪学院大学・大阪学院大学短期大学部 研究活動における行動規範」[PDF 108KB]を制定しています。
  2. 通報等の取扱い、調査および懲戒に関する規程の整備および運用の透明化
    不正行為に関する通報を受けた場合または不正行為があったと推定される場合、「大阪学院大学・大阪学院大学短期大学部 研究活動における不正防止および不正行為への対応に関する規程」[PDF 231KB]により、問題解決にあたります。
    また、不正行為の当事者には「大阪学院大学就業規則」により懲戒を行います。

3.研究倫理教育

文部科学省が指定する研究倫理教育教材です。
日本学術振興会 研究倫理eラーニングコース(e-Learning Course on Research Ethics)[eL CoRE]

4.情報の伝達を確保する体制の確立

不正行為に関する機関内外からの通報窓口を以下のとおり設置し、不正行為に適切に対応しています。

  1. 通報窓口
    大阪学院大学・大阪学院大学短期大学部 庶務課
    住所:〒564-8511 吹田市岸部南二丁目36番1号
    TEL:06-6381-8434
    FAX:06-6382-4363
    E-mail:shomu@ogu.ac.jp
  2. 通報方法
    通報は書面、電話、FAX、電子メールまたは面会で受付けています。通報にあたっては、事実について十分な調査を行うため、原則として実名によることとしています。
  3. 通報者の保護
    通報者は、通報を行ったことを理由として、不利益な取扱いを受けることはありません。
  4. 通報の対象となる不正行為
    不正行為とは、故意または研究者としてわきまえるべき基本的な注意義務を著しく怠ったことによる、投稿論文など発表した研究成果の中に示されたデータや調査結果等の捏造、改ざん、盗用および二重投稿、不適切なオーサーシップをいいます。「捏造」とは存在しないデータ、研究結果等を作成することをいい、「改ざん」とは研究資料・機器・過程を変更する操作を行い、データ、研究活動によって得られた結果等を真正でないものに加工することをいい、「盗用」とは他の研究者のアイディア、分析・解析方法、データ、研究結果、論文または用語を当該研究者の了解または適切な表示なく流用することをいいます。
  5. その他
    通報が、虚偽のもの、他人を誹謗中傷するもの、その他不正の目的によるものであったことが判明した場合、通報者の氏名の公表や懲戒処分、刑事告発等を行うことがあります。
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