AED(自動体外式除細動器)の設置
AED(自動体外式除細動器)とは、心臓がけいれんし血液を流すポンプ機能を失った状態(心室細動)になった時、心臓に対して電気ショックを与え、正常なリズムに戻すための医療機器です。
平成16年7月より医療従事者ではない一般市民でも使用できるようになり、病院や診療所、救急車はもちろんのこと、空港、駅、スポーツクラブ、学校、公共施設など、人が多く集まるところを中心に設置されています。
本学でも平成17年4月から学内および学外グラウンドに設置し、学生はもとより、本学を利用する方々や周辺住民の皆さんにも利用いただけるようにしています。
AEDは、操作方法を音声ガイドしてくれるため、簡単に使用することができます。また、心臓の動き(心電図)を自動解析し、電気ショックが必要な方にのみ電気ショックを流す仕組みになっているので、安心して利用いただけます。教職員はもちろん、学生向けの利用講習会なども実施し、多くの方々に利用方法を学んでいただいています。
キャンパス設置
グラウンド設置
緊急地震速報
「緊急地震速報」は、震源近くで地震(初期微動)をキャッチし、位置、規模、想定される揺れの強さを計算し、強い揺れが始まる数秒前に地震発生をお知らせするものです。
ただし、震源が近い場合には速報が強い揺れに間に合わないことがあります。
平成19年10月1日から「緊急地震速報」が一般にも提供され、本学でも施設設備を整え平成20年4月より「緊急地震速報」の利用を開始しています。このことにより、地震による強い揺れを事前に学内放送を用いて知らせ、人的被害を軽減させることをめざします。
「緊急地震速報」の発令時は周囲の状況に応じて慌てずにまず身の安全を確保することが重要です。
慌てて外に飛び出したり、出口に走り出したりすると危険です。
- まず、身を守る:机の下などで頭を守って小さく身をかがめる。
- 落下・転倒・倒壊の危険物から離れる:頭上や周囲に注意する。
- エレベーター・エスカレーターに乗らない:階段で避難する。最寄りの階で停止させ、すぐに降りる。
以上のことに注意し、学内で避難が必要な場合は広い敷地へ教職員の指示に従い移動しましょう。
一時避難場所と避難場所
地震や火災など有事の際、本学北地区(11号館、12号館、13号館、15号館、16号館、17号館)は、17号館前噴水周辺の「一時避難場所」に一時避難してください。その後、安全が確保でき次第、教職員の指示により「避難場所」に誘導します。
北地区以外は、体育館前および体育館横駐車場の「避難場所」に避難してください。