
自分を見つめ直し、力を蓄えた4年間
「プロ野球選手になれなかった悔しさが、原動力になった4年間。体作りをはじめ、足りないスキルを突き詰めて鍛えることができました」と話す、エドポロ ケインさん。1年次はとにかく体作り。2年次秋のレギュラー定着後からは、主にミート力を高めることをテーマに絞り、トレーニングを重ねました。
新しい視野も手に入れ、次はあこがれのステージに
「そういった環境を与えてくれたこの大学には感謝しかありません」。4年次春には硬式野球部のキャプテンにも選ばれ、声掛けや練習時の姿勢なども含めて「新たな視野を手に入れました」と、感慨深い表情を浮かべます。最終学年の集大成としてめざしたのは11月の明治神宮野球大会。結果は伴わなくても、9月の秋季リーグ戦で場外ホームランも放ち、4年間で磨き上げた技術を大いに発揮しました。
プロ野球界も見逃すはずはなく、2025年10月のドラフト会議では北海道日本ハムファイターズから2位指名がありました。来年からは、あこがれのプロ野球選手に。「シーズン中は大好きなラーメンは我慢しようと思っています。でも、プロは学生よりシーズンが長いんですよね。ホームランを打った時のご褒美なら、食べてもいいですかね?」。