Vol.30 大野 浩平さん

Vol.30【覚王山フルーツ大福 弁才天】株式会社 弁才天 営業部/調達部部長 大野浩平さん 2015.3 経営学部卒業 「心躍るか?」を自分に問いかける。

新店オープンや催事出店が相次ぐ[覚王山フルーツ大福 弁才天」で、忙しく立ち回る大野浩平さん。常に仕事のことを考える日々ですが、「文化祭みたいな気持ちで楽しんでいます」とストレスは微塵も感じさせません。企業家をめざし、経営の学問に勤しんでいた大学での学びが、現在の店舗運営に生きていると実感しています。
もともとは、友達とワイワイ楽しむのが好きな性分。でも、大学で勉強を優先させたのは社長になるという目標があったから。「日本一の社長になるためには勉強だと思ったんですね。フェニックス倶楽部の準会員になり、企業経営者との親睦を深め、どの授業でも教室の最前列が指定席。一言たりとも聞き逃すまいと真剣勝負でした」。成績はトップクラス、良い企業への就職も期待されていました。しかし、卒業後は「これからの企業トップは英語が必要だし、海外に行けば自分が何をやればいいのか見つかるだろう」と留学を決意。でも実際に留学してわかったのは「海外に行ったからってそんな簡単に見つかるわけない」ということでした。帰国後は飲食店経営で上に立つこと、名の知られた企業で働くことも経験し、今に至ります。大きな商談を進めることもあれば、備品の調達に走ることもある現状について、「大学時代は社長にこだわっていたけど、今となっては社長でなくてもいいな、という心境。自分が納得できたら、どんな職場でもいい。肩書きや貯金額じゃない。自分が楽しめているかが大事です」。

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