Vol.12 藤間 浩之さん

Vol.12【物流企業勤務】藤間 浩之さん 2012.3 外国語学部卒業「物流から世界を見つめ、社会に貢献する」

製造業の企業が生産拠点をアジアや中南米など、世界各地にシフトしている現在、物流業界の役割はとても大きなものとなっています。その中で藤間さんは、国内外に多くの拠点を有する一大物流企業でその業務の一端を担っており、その重要性を語ってくれました。
「私は航空貨物の輸入業務および三国間輸送のオペレーションを行っています。輸入業務ではインドやヨーロッパの現地法人や代理店とコンタクトを取り、円滑な貨物の流れの形成に努めています。航空貨物は、緊急なものやお客さまの納期が近いものが大半で、輸送の遅れは許されません。時差がある中で、貨物が日本へ到着すまでの輸送状況や貨物の状態を的確に把握する必要があります」。

Vol.12 藤間 浩之さん

藤間さんがこの仕事に就いたのは、学生時代のオランダ留学がきっかけでした。「世界有数の貿易国であるオランダへ留学した際、世界経済の中での国際物流の重要性を知るとともに、世界を舞台に働くというスケールの大きさに魅了されました。将来的に海外で働きたいと考えていたので、世界中に拠点を持つ物流企業を選びました」。留学で培った経験と語学力だけでなく、ディスカッションなどの授業を通して、自分の考えを積極的に主張することや異なる考えを理解することの重要性を学んだことも現在の業務に大いに役立っているそうです。
「私は世界に通用する人材になりたいという目標を掲げ留学し、現在の仕事に就きました。OGUの皆さんも、年間のできるだけ早い段階で何か1つ目標を持ってください。そこから何をすべきかが見えてきます」と語ってくれました。

Page Top