Vol.1 中林 大樹さん

Vol.01【俳優】中林 大樹さん 2007.3 法学部卒業「1/3200からつかんだ夢、歩みだした俳優への道」

5月12日(土)21時~、テレビ朝日系で放送されるスペシャルドラマ「めぞん一刻」において、本学卒業生の中林大樹さん(平成19年3月法学部卒業)が主演男優として出演します。
漫画を原作に制作されたこのドラマの主演男優は、昨年10月に行われたオーディションによって決定されました。一般からの応募に限定されたこのオーディションには、全国からなんと3,200人の応募が!中林さんは、その多数の応募者の中から3度の書類選考、面接選考を経て、見事主演の座を射止めました。
中林さんは、もともと夢であった俳優になるため、卒業後は上京するつもりだったそうです。ところが、早くも在学中にドラマ出演への夢が叶い、俳優への道がスタートしたのです。
オーディション後、11月に東京で演技指導を受け、12月には同じく東京で行われた撮影・収録を終えました。
1月には、忙しいスケジュールの合間をぬって、本学で行われたイベント「新春夢トーク」にもビデオ出演し、「大学生活の中で叶えた夢・これからの希望」について語っていただきました。

俳優を目指したきっかけは、大学で出会った友人

大学2年生のころまでは、司法書士を目指し、法学の勉強をしてきました。
しかし、3年生のころ、就職活動を始めるうちに、改めて自分が生涯をかけてやりたいとこは何かを考えた結果、俳優業が浮かび上がってきました。というのも、昔から映画やテレビドラマを見て、感動したり泣き笑いすることが大好きだったから。「自分もこんな風に見ている人を感動させることができたら」という思いが強くなっていたのです。
最初のうちは、そのような漠然とした夢だったので、今まで学んだ法学の知識を生かし、引き続き司法書士を目指すことも考え、すごく悩んでいました。そんなとき、大学で知り合った友人に相談してみると、「今やりたい事をやってみろよ!」と応援してくれたことで、俳優を目指すことを決心しました。

Vol.1 中林 大樹さん

ドラマ初出演は、初主演!

初めてのドラマ出演で主演という重要な役どころをいただいたうえ、周囲はみなベテランの方々だったので、大きなプレッシャーがのしかかりました。しかし、10月の出演決定から11月の撮影開始までの一か月間、演技の習得や関西弁の克服などを必死で頑張りました。
撮影が始まると、緊張感がピンと張り詰めた現場では、気を抜く暇がありませんでした。しかし、必死で役作りをしておいたおかげで、中盤以降のNGは割合少なく、周囲に迷惑をかけることもなく乗り切れたと思います。

今後の目標・在学生へのメッセージ

僕自身は、俳優になるという夢のきっかけをつかんだばかりで、まだまだ素人同然です。
しかし、今回のドラマ出演を通して、お世話になった先輩方や周囲の方から様々なことを学ぶことができました。こうして、いつかたくさんの人に感動を与えられる俳優になれるように頑張りたいと思っています!
僕が大阪学院大学に入学して良かったと思うことは、勉強からプライベートまで多くの時間を一緒に過ごし、俳優を目指すきっかけとなる助言をくれた友人達に出会えたことです。
大学生の皆さん!大学生活の中で、すでになりたいことを見つけている人も、今探している途中の人も、夢をもって積極的に大学生活を過ごしてください。キャンパスで多くの先生や友達に出会い、強く夢を追い続ければ、チャンスは必ずやってきます。

皆さん、ぜひ今後の中林さんの活躍を見届け、引き続きご声援ください。

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