社会連携活動の一環として、阪急電鉄株式会社様のご協力のもと、留学生が最寄り駅の阪急京都線正雀駅に隣接する阪急電鉄教習所で、関西の鉄道文化を体験しました。〔2020年2月21日(金)〕
この取り組みは本学が阪急沿線にあることがきっかけとなり、同社と連携して実施しているもので、留学生の鉄道での移動に対する不安を取り除き、鉄道の乗り方や旅行の楽しさを知ってもらうことを目的としており、今年で2年目を迎えました。
初めに、関西の鉄道会社の紹介や阪急電鉄の運行エリアの紹介、切符の買い方などを英語で説明していただきました。その後、2つのグループに分かれて、券売機や自動改札などの利用体験、踏切の設備の説明や週末限定運行の京町家風のデザインを施した「京とれいん」や、2019年3月に導入された「京とれいん 雅洛」の車内を見学させていただきました。見学時には、電車の洗浄作業を見ることができたり、特別に留学生による車内アナウンスを行わせていただいたりと、日本の鉄道文化への理解を深めるとともに、普段できない経験をさせていただき、留学生にとって大変貴重な機会となりました。
地域活性チャレンジとは?
「地域活性チャレンジ」は、地域活性チャレンジは、大学が展開している地域連携活動をベースに、学生が地域の活性化を実践するプログラムです。
例えば、吹田市の伝統的な農産物の一つである吹田くわい(標準和名:スイタグワイ)を復活させています。受講生が生産農家の平野農園、吹田くわい保存会、吹田市役所と協力し、春の苗植え付け作業や吹田まつりでの献上行列、冬の収穫作業や吹田くわい祭りの開催、学内栽培による生活史の記録・観察など、様々なかたちで吹田くわいの生産・保護活動を行い、地域ブランドの発信に寄与しています。
また、本学グループ校「AST College」に近い天神橋三丁目商店街振興組合と連携協力に関する基本協定書に調印し、受講生による巨大絵馬の制作など、同商店街の活性化に取り組んでいます。
その他、近隣のオッペン化粧品株式会社と共催するフォトコンテストや小学生対象の多種目スポーツ体験イベント「大阪学院大学チャレンジキッズ」など、学生が地域社会で様々な人と関わりながら経験を積み、キャリア観の形成や課題解決能力の向上を図っています。
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