国際学研究科

人材の養成・教育研究上の目的

国際社会に対応しうる総合的、学際的研究および高度な専門知識・能力を持ち、自文化、多文化を理解した社会人を養成する。

【修士課程】
自国の歴史についての深い理解を基礎に、国際社会、国際経済・経営および自文化、多文化に関する専門的知識・能力を養うことを目的とし、教育・指導を通して、豊かな人間性を涵養する。

【博士課程】
多様化した国際社会に対応しうる学際的専門知識や創造性豊かな優れた研究能力および地球的素養を備えた研究者や、優れた識見と判断力を有する社会人を養成する。

カリキュラムの特色

現代の政治・経済・社会・文化などの諸問題はますます複雑化し、専門研究は細分化する傾向が見られます。その一方で、資源・環境問題に限らずすべての問題が地球規模に拡大し、かつ複合化してきているため、学際的なアプローチなしには真の問題解決は望めないのが現状です。

本研究科はこのような現状の大きな課題に、国際関係と国際文化のそれぞれの専門家による研究と教育をもって対応します。前者では現代社会の法律・経済・企業経営・開発・環境などの問題を学際的に追究し、後者では文化・民族・民俗・言語・宗教などの国際比較研究を行っています。

国際的な視野と幅広い専門知識を備えた実践的な人材の育成が本研究科の目的です。