経営学部 ホスピタリティ経営学科

稲田ゼミⅢの研究発表の取り組み(2020年度)

稲田ゼミⅢ(3年次)ではグループ研究を行い、その成果を毎年発表しています。その際、教員の指導・アドバイスだけでなく、マーケティングに携わる実務家より研究発表に対して直接コメント、アドバイスを頂き、研究内容の質や発表レベルの向上をはかるうえで貴重な機会となっています。

2020年度は、コロナ禍で初のZOOMでの研究発表会を開催しました(2020年12月17日実施)。研究テーマはマーケティングやブランドの視点を通して、ゼミ生が最も興味・関心のある分野や領域から、グループで問題意識から研究テーマや目的を設定し、データや資料を集め、分析・考察し、構成を立てて結論や課題・展望まで作成し、発表しています(スライドを一部抜粋)。

稲田ゼミⅢ 研究発表

「星のや富士のサービス-体験型グランピング-」

宮川 大輝・山邊 雄斗・表 美紗季・塩見 大地

発表の様子

「Netflix―コロナ渦におけるVODの成長と課題―」

吉本 伊吹・石黒 美優

発表の様子

「コロナ禍による飲食業界の変化」

相澤 圭吾・浅野 まどか・藤田 幸成・丸山 東偉

発表の様子

「日本の食品ロスについて」

岩井 優真・萩原 康貴

発表の様子
   HIC主催のポスターセッション(2020年12月21日開催)にも参加・発表し、参加者からも高評価と貴重なコメントを頂きました。
ホスピタリティインダストリー研究所主催の学生による研究発表会を開催

稲田賢次准教授のコメント
必要なデータ・資料を揃え、しっかりした研究内容を作り説明することは相当な努力を伴いますが、コロナ禍の決して良いとはいえない環境の中で、最後まであきらめずにやり遂げることができたのは、まず何よりも良かったと思います。過去のグループ研究と比べて内容的にも評価は高かったのですが、2020年度の稲田ゼミ3回生のグループ研究が特に良かった点について、①着眼点:研究テーマの選定において、単なる題材ではなく現状の問題意識とし捉えている点、②データ:現状の動向、アンケート調査など問題となっていることをデータ(数字)で示している点、③ストーリー性:説明する筋道に矛盾がなく話のベースの展開がしっかりとできていた点、④チームワーク:回を重ねるにつれて、コミュニケーションをしっかりと重ねつつ役割分担を決めて遂行する等、グループのチームワークを発揮している点が、特に良かった点だったと思います。もちろん個々の内容や発表に対して課題もありますが、その点は改善して4年次の卒業研究でレベルアップをはかってほしいと願っています。最後に、ゲストの方には貴重なアドバイスやコメントをいただき、心より感謝申し上げます。

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