情報通信技術や心理学などを学び
情報社会を担う広い視野を養う
情報と人間について理解し、情報通信技術の専門知識を習得。
コンピュータサイエンスやコンテンツテクノロジーの基礎となるプログラミングを知り、
情報処理の基本から数理的、論理的に思考する力を養い、高度情報化社会で活躍する人材を育成します。
学びのポイント
産学連携でスマートフォンのアプリケーション開発やIT開発現場を体験
(株)NTTドコモと連携しているベンチャー企業の交流団体MCTPから講師を招き、アプリケーション開発をテーマに講義や演習を展開。KEIS(関西電子情報産業協同組合)でのインターンシップも実施しています。
心理学や言語学など文理を超えた学びで人間の特性を知る
人間が五感で得た情報の処理について「心理」と「言語」の側面から学ぶことで、人に優しい情報通信技術を身につけることができます。将来はIT企業のシステムエンジニアやプログラマーのほか、情報システム開発やネットワーク関連分野をはじめ、メーカーの技術職や事務系総合職、高校教員など幅広く活躍できます。
データサイエンスの実践的な知識を養う
データの解析に必要な統計学やプログラミングの知識をはじめ、ビッグデータを活用する人工知能を基礎から機械学習などの応用まで学び、データサイエンスの実践的な知識を文理融合型の幅広い学びで多角的に養います。
少人数のゼミナールで手厚く指導
専門分野を研究する3・4年次のゼミナールは5~8人程度の少人数制。教員一人当たりの学生数が少ないため手厚い指導で濃密に知識を深めることができます。
4年間の学び
基礎知識の習得と実習により情報学の土台を作ります。
学びの導入となる基礎知識を習得し、情報学の基礎となる数学や人間の行動特性を学び、基礎的なプログラミングを実習で身につけます。数学においては、情報系分野の基礎となる事項を学び、それを活用できる力を養成します。
主専攻・副専攻クラスタを選択し、専門知識と技術を実践的に学びます。
「情報」へのかかわり方で主専攻クラスタと副専攻クラスタを選択し、各目的や興味に応じた専門知識と技術を学びます。実務経験のある教員も多く、情報社会で求められる最先端の知識や技術を実践的に学ぶことができます。必要に応じて、専攻以外のクラスタの科目も学ぶことができます。
技術開発や学産連携など実践を通じて専門性を深めます。
より専門性の高い知識や技術を習得するため、産業界の第一線で活躍している専門家を迎えて講義や実習を行います。また各ゼミナールを拠点に、様々な実験や研究をチームで実施します。
研究テーマを決定し、卒業研究を完成させます。
3年次までの成果を踏まえて卒業研究のテーマを各自で決定。学生どうしで対話やディスカッションなども行いながら、より深い理解力や判断力を養い、卒業研究を完成させます。
クラスタ制
基幹クラスタ
1年次は全員が基幹クラスタでプログラミング、コンピュータシステム概論、コンテンツ概論、人間の情報処理といった情報学の基礎を幅広くしっかりと学びます。
展開クラスタ
2年次からは、5つの展開クラスタの中から身につけたい能力、めざす職業、興味や関心に応じて「主専攻クラスタ」と「副専攻クラスタ」を選んで学びを深めます。
コンピュータのハードウェアとソフトウェア
コンピュータの仕組みや動作原理を学び、ハードウェアの基盤的内容、ソフトウェア理論、プログラミング技術を習得します。
情報システムとネットワーク
コンピュータやハードウェアを複数連結して情報処理を行うシステムや、ネットワークに関する理論から運用・保守の技術まで身につけます。
マルチメディアとコンテンツ技術
画像、音響、言語などのマルチメディア情報の性質と人が知覚する際の特性を知り、マルチメ ディア情報の生成や分析の理論・技術を学びます。
情報ビジネスと社会
コンテンツやインターネットに関係する情報ビジネスの仕組み、情報倫理、コミュニケーションにおける人間の心理や言語の特徴などを研究します。
データ情報の活用
自然現象の測定、心理実験や調査、文章などからデータを収集し、それを分析するための理論や方法を理解して問題解決、意思決定する力を養います。
資格・検定
取得可能資格
- 高等学校教諭一種免許状(情報)
- 学校図書館司書教諭資格
- 博物館学芸員資格
- 図書館司書資格
支援資格・検定
- 基本情報技術者
- 情報セキュリティマネジメント
- ITパスポート
- 小学校教諭一種免許状