中国~香港理工大学(戎谷 紫都華)
法学部4年次生 戎谷 紫都華
香港理工大学人文学部に留学中の法学部4年次生戎谷紫都華(えびすだにしずか)です。
今回は、香港での生活環境について3つの観点から皆さんにお伝えしたいと思います。
1. 日本の商品が多い
香港では、コンビニ、スーパーに驚くほど日本の商品が売られています。日本ではおなじみのイオンが香港にはたくさんあるのですが、香港のイオンに一歩足を踏み入れると、日本のスーパーそのものです。とても親日な国のため、日本の商品は特に人気があります。それも商品の良し悪しに関わらず、日本語が書かれている商品=良いというイメージがあるため、本当は日本製ではない商品がたくさん売られていたりします。よく見ると間違った日本語になっていたりするので、スーパーでそれらを見つけるのもおもしろさの一つです。
2. 冷房が寒すぎる
香港の夏はかなり暑いため、エアコンが欠かせません。しかし、エアコンを効かせ過ぎているためか室内はかなり寒いです。特に教室や図書館の温度が低く、本当に震えます。そのため、みんな上着を持参しているのですが、外は汗ばむほど暑いので気温の変化に慣れるまではとても大変でした。また、11月になった今でも海やプールで泳ぐことができるくらい外はまだまだ暑いです。沖縄の気候を想像してもらえるとわかりやすいです。冬は比較的過ごしやすい寒さらしいので、今から冬が待ち遠しいです。ちなみに、理由はわかりませんが冬でも冷房をつける場所があるそうです。
3. 交通手段について
香港は小さな街ですが、交通機関がとても発達しています。主な移動手段は、地下鉄、2階建てバス、ミニバス、トラム、フェリーの5つです。主要な場所はほとんど地下鉄(MTR)が通っていてかなり便利に過ごすことができ、日本に比べて料金も安いです。さらに学生は半額で利用でき、一駅間は30円ほどしかかかりません。また、香港島の方にはトラム(路面電車)も走っていたりして移動しながら景色を楽しむこともできます。この路面電車は降りる駅に限らず、どこに行っても一律30円ほどです。とにかく交通機関が安いので、香港人の友達は10分以上歩かないと言っていました。また、バスが信号待ちをしている時には前の車との幅が数センチ程しか空いていないくらいギリギリに停まるため、いつもハラハラさせられます。しかし、バスの2階から見る香港の景色は爽快なので、バスに乗る際は2階の座席で景色を楽しむことをお勧めします。これからもいろいろな交通手段を駆使して残りの香港生活を楽しみたいと思います。