「私の留学: 新たな一歩」~河本 雅(台湾・文藻外語大学)

外国語学部3年次生 河本 雅

こんにちは。6月末、期末試験も無事全て終え、私は台湾の文藻外語大学での一学期間の留学を終えました。お世話になった方々へあいさつをし、日本へ帰ってきました。 

今回の留学を通して私の中で大きく変化したこと、それは物の捉え方です。嫌なことがあったとしても自分の心の持ちようによっては、それが陰にも陽にもなるということを学びました。人それぞれ価値観は違います。考え方は十人十色であるということを一番感じました。当たり前ですが育ってきた環境が違うとその差が大きく違ってきます。そんな環境の中で自分とは違う意見を受け入れながら自分の意見も主張していく難しさと大切さを知りました。

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そしてもうひとつ、日々の積み重ねの重要さを再認識できました。台湾に来た当初は正直不安に押しつぶされそうでした。特に言葉が通じないことが一番辛かったです。授業が始まってからすぐさま話せるようになるわけではないので、1か月目は苦悩の日々が続きました。しかし、毎日少しずつ地道に努力を重ねた結果、留学終盤の4か月目に差し掛かるあたりで突然自身の成長を大きく感じたのです。今までできなかったことができるようになることは人が達成感を感じることの1つです。今は無力でぜんぜんダメだと思っていても、その時その瞬間を精一杯頑張っていれば人は成長できるということをこの留学で証明できたと思います。これは間違いなくこれからの私の自信の糧になるでしょう。

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私のこの4か月間はとても実りある時間でした。たくさんの人との出会いがあり、美味しいものを食べ、もちろん辛いこともたくさんありましたが、それも含めて自分の力になりました。勉強も遊びも全力ですることができました。これも全て私をサポートしてくれた国際センターのスタッフのみなさんと先輩、友達、そして親の支えがあったからこそです。感謝の気持ちでいっぱいです。私に素敵な経験をくださってありがとうございました。

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