「私の留学: 新たな一歩」~植田 真雪(韓国・ハルリム大学)

外国語学部3年次生 植田 真雪

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こんにちは。韓国に1年間留学していた外国語学部3年次生の植田真雪です。6月中旬ごろに1年間という韓国留学を終え帰国しました。私はもともと韓国が好きで韓国語が出来るようになりたいという気持ちで交換留学をすることに決めました。私は最初「反日」という言葉があるように日本のことが嫌いな人も中にはいるのかなと思っていました。しかし、韓国で生活して、実際に韓国人と関わってみるとそんな人は周りには全くと言っていいほどいませんでした。若者だからということもあるのかもしれませんが、日本のことが好きな人が多いように思いました。韓国人と会話するときも、自然と日本のことについて聞かれることが多く、どういったことが韓国と違うのかについて考えるようになりました。日本学科の友達とは私が韓国語の授業でわからない部分を彼女に聞き、逆に彼女の日本語の課題を私が手伝い、お互いが助け合うことも多々ありました。 

学校生活以外でも、ソウルではなく、学校の周りや友達の地元などに遊びに連れて行ってくれたり、一緒にご飯食べようと言ってくれたり、頻繁に誘ってくれました。個人的に韓国人は日本人より思ったことをそのまま伝える性格だと思います。ご飯や遊びに誘うことも同じで、韓国人は頻繁に他人を誘うということをするのだという印象がありました。そのお陰で、私もしょっちゅう連れ出してもらい、充実した留学生活を送れたと思っています。 

語学面は、授業で基礎から文法や単語を勉強し、それを使ってのリーディングやライティング、リスニングの練習問題などしていました。そのお陰で、友達と話すときに習った文法や単語が会話中に出てくることが頻繁にあり、また相手の言っていることも理解することもできるようになっていきました。授業で学ばないことも友達に教えてもらうこともありました。

私は留学中サークルに参加していて、サークルには日本語がわかる人はいませんでした。自分が話の内容をあまり理解できなかったことは、韓国語でこういうことだよと説明を受けても、理解できなかったことはありました。けれど、みんな優しく、いろいろな話題について話しかけてくれたので、所々理解できない部分があっても、楽しくサークル活動をすることができました。

私はこの留学生活を通して、日本に留学しに来てくれる外国人学生の苦労もわかりました。そのため、帰国した今、自分が留学中にしてもらったことを、次は自分が外国人留学生のためにしていきたいと思い、Buddy Programに参加することにしました。彼らが日本で少しでも多くの経験をし、充実した留学生活を送ってもらいたいと思っています。