フィリピン~エンデラン大学(服部 映乃)

外国語学部4年次生 服部 映乃

フィリピンのEnderun大学に1学期間留学している外国語学部4年次生の服部映乃です。

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帰国まで残り1週間となりました。ここ1週間は午前のクラスが私だけになってしまったので、日替わりで変わる先生と毎日マンツーマンで授業をしています。以前にある先生に「もし間違った英語を話していたとしても、あまり訂正されないから合っているのかどうか分からない」と相談してから、その先生の授業の時はなるべく私の言ったセンテンスが間違っていたらノートを取って訂正してくれるようになりました。最近は「訂正箇所を探しても直すところがない」と言ってもらえるぐらいになり、Speakingスキルが伸びていることをしっかり感じられています。クラスメイトが居ない分、自由に発言したり質問もすぐ出来るので、私にとっては凄く良い時間になっています。一方でまだまだ苦手な分野もあるので、最後のアセスメントでは良い点数が取れるように残り1週間頑張ります。

こうして毎月Blogを作っていますが、回を重ねるごとに日本語が下手になっているのも感じています。正直、日本語よりも先に英語の単語が頭に浮かんで、そこから日本語に変換することも日常生活の中で少なくありません。日本人の友達と話す時も、英語の方が言いやすいと感じる時もよくあります。英語脳が出来ている一方で、日本人として日本語を忘れてしまうことは良くないなと改めて気付かされます。前回の留学と比べると、日本人の割合も圧倒的に多いので日本語を話す機会も割とあります。そして、授業内でも自分の国と他国を比べるというアクティビティもありますが、「今何が流行っているのか」や「日本の出来事」など知らないことがたくさんあり、毎回他の日本人の学生についていけないということも多々あり、やっぱり言語を学ぶということは簡単ではないと日々感じます。日本語/日本人と完全に距離を置くことは良い面もあれば良くない面もあり、言語や人間関係と上手く付き合うバランスも難しいです。どんなに母国語と距離を置いていても、結局は一番安心する言語であり一番忘れてはいけない言語です。

日々の生活や自分の英語力の上達を様々な角度から知ることが出来るのも、留学をする中で面白い部分だと思います。