台湾~静宜大学(喜多 祐果)

外国語学部3年次生 喜多 祐果

私が台湾留学に来てからもう10ヶ月がたちました。もうあと数日で日本に帰ると思うと、すごく寂しく思います。 

今回は6月に入ってからの出来事を書きたいと思います。まず、6月に入ってから中国語の教科書が3冊目に入りました。私は台湾に来てほぼ初めから中国語を勉強し始めたので、教科書は1冊目の初級から始めました。1冊目と2冊目は中国語の文章にピンインと英語訳が載っていたのですが、3冊目からそれが無くなり、文章だけになりました。しかし、その文章をピンインなしでも読めるし、意味もわかるようになっていたので、自分の成長を感じる事ができました。 

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次に、中国語以外の授業についてです。私は今学期は留学生用の授業を取らずに、静宜大学の学生の英語学部の授業を3科目履修していたので、クラスメイトはほとんど台湾人でした。そのうちの1つで英語会話の授業を取っていたのですが、その授業の担当の先生がとても親切で日本が好きな先生だったのでとても良くしてくれ、毎回の授業でいつも話しかけてくれるので今学期は英語のスピーキングの練習が前学期よりもできた気がします。この授業はグループごとに分かれて意見を言い合うことがほとんどだったのですが、その同じグループだった人達はとても英語が上手で私の拙い英語でも理解しようとしてくれるとてもいい人達でした。授業の後はカフェに誘ったりしてくれて、会話の練習もできるし、とてもいい経験ができました。

Yuka英語クラス.jpeg 本人左から2人目

最後に、今月は卒業式がありました。台湾の卒業式は日本とは違うところがたくさんあって面白かったです。まず、卒業式がある日が期末テストの2週間前の平日だったので、卒業生以外は通常通り授業がありました。そこがまず日本とは全然違うなと思いました。学部ごとに式の時間が分かれていて、休み時間の度に外へ出ると卒業生たちが黒いローブを着て写真を撮っていました。驚いたのが、ローブの下は普通の私服だった事です。服にあまり決まりがないことも日本と違っていて面白いと思いました。そして、その日だけ大学の周りには花束と風船がたくさん売られていて、家族の人や後輩が卒業生に渡していました。いいアイデアだなと思いました。日本と台湾の違いがいろいろわかってとても面白かったです。

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