中国~大連工業大学(古川 珠綺)

国際学部4年次生 古川 珠綺

時間が経つのも早いもので、もうすぐ5月になります。今月は、いろいろな場所に行きました。まず、一つ目は中国に留学する前からずっと行きたかった吉林省の延吉に行きました。なぜずっと行きたかったのかというと延吉には中国の少数民族である朝鮮族が住んでいます。そのため街には中国語と朝鮮語の両方が混在しているので、その街を見に行って見たかったからです。実際に、行ってみるとネットで調べた通り街では中国語と朝鮮語が書かれていて、別の国に来たような感覚でした。それから、延吉は北朝鮮と中国の国境にある場所なので、国境付近まで行き、なかなか見ることができない北朝鮮の電車の駅や列車なども見ることができました。そこである事件が起きました。タクシーを乗りながらその周辺をタクシーの運転手に案内してもらいながら観光していたのですが、写真を撮って車に再び乗ろうとすると、途中拳銃を持っていた見張り番の人が近寄ってきて携帯を貸してと言われました。そこから撮った写真をチェックされました。その時、僕は何かしたかなととても不安になり、死ぬんじゃないかなと怖くなりました。結局何事もなく、携帯を返してもらいました。タクシーの運転手曰く、その見張り番の人は写真を撮られるのが嫌だったので写真をチェックしたそうですが、その時は本当に怖かったです。しかし結果的に良い経験が出来て良かったです。

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二つ目は、中国の首都である北京に行って来ました。まず、北京について思ったことは物価が高いことです。タクシーでも大連だと初乗りが110円なのに対して、北京だと200円くらいからスタートしました。空港の近くのホテルに泊まったのですが、周りにあまりに建物がなく、人もあんまりいませんでした。初めは北京ってこんな感じなのかなと思っていました。しかし、二日目北京の天安門広場に行ってみるとその考えは変わりました。人が多い、多い、多い、多すぎる!それから、天安門広場を初めてこの目で見ました。すごいとつい言ってしまうくらいスケールが大きかったです。それから、天安門広場の中に入って30分くらい歩いて行くと、王府井大街と呼ばれているブランド品を売る大きな都会の街があり、その中の王府井小と言う場所に行くとそこには色々な出店がありました。その出店の一つにサソリの串刺しが売られていて、ビックリしました。北京も充実した旅行が出来てすごく良かったです。

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最後に大学ですがもうすぐ学校の中間テストがあります。そのため授業以外の時間は復習をしたりしています。またHSKの試験ももうすぐ控えているので両方合格できるように頑張りたいと思います。それから、日本に帰ってからすぐ就活が出来るように就活に関することも勉強しています。留学生活もそうですが大学生活も徐々に終わりに近づいているので、悔いが残らないように過ごしたいと思います。