フィリピン~エンデラン大学(服部 映乃)
外国語学部4年次生 服部 映乃
フィリピンのEnderun大学に1学期間留学している外国語学部4年次生の服部映乃です。
3ヶ月前にオーストラリアでの交換留学(秋出発)から帰国し、今回は春出発で初めてのEnderun大学の交換留学生としてフィリピンに来ています。私は、2018年秋出発と今回2019年春出発の2回の交換留学を経験しています。
フィリピンに来て1週間が経ったので、オーストラリアでの留学と今回の留学の違いを共有しようと思います。
まずオーストラリアの時とは違ってOGUから来ているのは私だけで、フィリピンに来たのも実は今回が初めてで留学前から不安が大きかったです。特に治安があまり良くない事や水道水で体調を崩すという事など環境面で、正直あまり前向きな気持ちになれなかったです。ですが、日本では当たり前だと思っていた事が、国が変われば違うということに改めて気付かされました。
生活面や授業面でもオーストラリアと比べると違う部分が多く、面白いと感じる事もあります。例えばオーストラリアの授業はテキストに沿って文法を勉強していましたが、ここではテキストもなければ文法も習いません。Social Clubsというクラスで、ひたすら1つの議題に対して考えを深め、クラスメイトと意見を共有し合うというものです。普段あまり深く考えないテーマについて議論するので、正直難しいです。「自分がどれだけそのテーマについて興味を持てるか」、「どれだけ深い部分まで考えられるか」がよく分かります。他人の意見や物事に興味や関心が持てる人には、面白い時間になると思います。
日本人の学生は、フィリピンの方がオーストラリアの時よりも多いと思います。ですが、毎時間の授業でクラスメイトも変わり、レベルによってクラスも分けられているので私はあまり気にはならないです。学生寮も4人部屋で申し込んでいましたが、今のところ1人なので基本的に一人暮らしの感覚です。オーストラリアの時のように、寮のイベントや寮内で学生とのコミュニケーションなどがないので、他の学生との関りもほぼありません。全体的に見てオーストラリアの時より一人で過ごす事が大半なので、よりコミュニティーが狭いなと感じています。
今回私が初めてのEnderun大学への交換留学生になるので、これからいろいろな事を発信していけたらなと思っています。