カンボジアスタディツアーに参加して~栗林 千歌
国際学部2年次生 栗林 千歌
私は2019年3月1日から3月7日までカンボジアでスタディーツアーに参加して来ました。このツアーはボランティアプラネットファーム(ボラプラ)が主催するNGO海外派遣ボランティアです。
私は、夏の短期研修でフィリピンを訪れた時にストリートチルドレンの存在を知りました。しかし、私はその時子供達に何もできませんでした。その歯痒さが自分の中でずっと残っていて、帰国後、自分に出来ることは何かないかを考えました。その時にこの海外ボランティアの存在を知り、思い切って1人で参加することを決めました。
出来るだけたくさんの子供達に寄付品を届けるために、大学にポスターを貼ったり、出発の1ヶ月前からSNSを利用して寄付品の募集を呼びかけました。すると、合計137点の寄付品が集まりました。キャリーケースの半分を使って全ての寄付品を現地へ持って行きました!
ボランティア活動では、孤児院を訪問しました。私達が日本から持って行ったカレーのルーを使って子供達とカレー作りをしたり、折り紙や縄跳び、ボールなどで子供達と遊んだりしました。また、別の日には日本のからの支援で建てられた小学校を訪問し、授業風景を視察したり、子供達と学校周辺のゴミ拾いをしたりしました。
孤児院の子供達
孤児院の子供と遊んでいる様子
ボラプラのツアーは、ボランティアをするだけではなく、現地の歴史や観光地を周り文化を知るという活動もありました。現地の事を知る活動として、病院へ行ってカンボジアの医療状況を聞いたり、戦争博物館へ行ってカンボジア内戦で使用された武器や戦車、ミサイルや地雷について詳しく学ぶことができました。
戦争博物館
観光地を周り文化を知る活動では、いま日本人が海外で行きたいランキング1位のアンコールワットへ行ったり、天空の城ラピュタの舞台となった遺跡を訪れたり、サーカスを見に行ったり、歴史のあるお寺を訪れたり、地元民御用達のオールドマーケットやナイトマーケットにも行きました。
アンコールワット
天空の城ラピュタの舞台となったベンメリア遺跡
サーカス
オールドマーケット
多くの経験ができた1週間。しかし、この経験をただの自己満足で私は終わらせたくはありません。私の役目はこの経験を沢山の人へ伝えることです。世界には、学校に行きたくても行けない。病院に行きたくてもお金がない。1日たった$3(日本円で約300円)で生活している人達が山のようにいると言うことを多くの人に知ってもらいたいです。そして、自分に出来ることを考えてほしいです。自分の生活を見つめ返してほしいです。1人1人の小さな行動で命が救えるということを多くの人に知ってもらいたいと思います。
このブログを読んでくださった方が少しでも自分にできることを考えてくだされば幸いです。