「私の留学: 最初の一歩」~田村 涼花(台湾・文藻外語大学)

外国語学部2年次生 田村 涼花

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高雄空港に着き飛行機から降り、最初に思ったこと「蒸し熱い…」。そして、「あっ今、日本の外いるんだ。」。初めて日本の外に出たから。その時は、それくらいの事しか思わなかった。 

事務的手続きがすみ、キャリーを持って出口を出ると、パートナーが迎えに来てくれていた。タクシーに乗り…、運転席が左!分かっていたけど、変な感覚。信号機に数字。歩行者信号に人のマーク、その人のマークが動く。道路標識が100 km。こんな数字は見たことがない。そして、タクシーはその数字を超える120 ㎞で運転。バイクが多い、等々…。そんな事を思わされながら、日本との違いにびっくりしながら、到着地へ。 

そして、夜は初めての台湾料理。お店に行って、やっと実感が湧いてきた。人が話しているのを聞いて、何を言っているのか分からない、メニューも何て書いてあるか分からない。「?」が頭の中にいっぱい。オリエンテーションでも、頭の中にたくさんの「?」、ルームメイトの会話も「?」。さらに、追い打ちをかけるかのように、オリエンテーションの2日後に始まった授業でも、「?」が増えた。同じ授業を受講している学生たちが日本語のように普通に中国語で会話をしているからだ。今は、「?」が頭の中で溢れている。日本の外に出るということ自体が初めての経験だ。日本との違いがいろいろとある。初めての経験で、不安なこともたくさん出てくる。自分に負けないようにしようと思う。「?」を一つ一つ減らしていけば、不安も少しずつ減らせるはずだから。いろいろな場所に行っていろんな人たちと出会って、話して、美味しいものも食べて、飲んで、たくさんの経験をして、勉強もして過ごしていきたい。