中国~大連工業大学(古川 珠綺)

国際学部3年次生 古川 珠綺

大連に来て2ヶ月が経ちました。時間が経つのは、本当にあっという間で、2ヶ月経った気がしません。最近やっとテストも終わり、ほっとしたところですが、来週にはスピーチコンテストがあり、その練習や来月にはHSK(中国語能力試験)の試験もあるので、やる事が山積みです。 

勉強面以外でも、休みの日には初めて中国人の友達の結婚式に参加しました。結婚式の場所が南京だったので南京まで初めて一人で行ったのですがとても緊張しました。しかし、無事に南京にも到着し、結婚式に参加することが出来ました。日本の結婚式さえ行ったことがないのに、まさか中国の結婚式に出席できるとは思いませんでした。しかし、司会者が歌を歌ったり、みんなでご飯を食べたり、緊張しましたがとてもいい経験が出来たと思います。

結婚式の料理.png 結婚式の料理

それからずっと一人で住んでいた部屋も、やっとルームメイトがやって来ると聞きました。しかし、彼はロシア人らしくコミュニケーションを取るときは必然的に中国語になると思うので難しいと思いますが、頑張りたいと思います。 

面白いと思ったことは、やっぱり色々な国によって、同じ言葉でも少し違うような言い方になるんだなと思いました。後は、中国は方言がとても多いです。学校の中では、先生がゆっくり標準語を話してくれるので分かりやすいですが、外に出てみると方言が飛び交い、さらに会話のスピードもとても早いので、全然意味分かりません。しかし、焦らずに考えて、とりあえず何でもいいから話してみることが大切だなと思います。 

そして、留学中のトラブルとしては、干していたパジャマが盗まれたり、急に夜中に携帯の電源が付かなくなって壊れたりと色々ありましたが、トラブルも含めて留学だなと思っています。でも、さすがに携帯が壊れた時は少し落ち込みました。結果的にたいした問題はなく、携帯は直ったので良かったですが。この事件を通して日々どれだけ自分が携帯に頼っているかが分かりました。 

それから私は、去年台湾に留学していたことがあります。その時は周りのみんなに支えてもらいましたが、結果的に留学生活を成功させる事ができませんでした。しかし、その経験があったからこそ今回の留学はトラブルがあっても乗り越えることができているなと感じています。自分は本当にたくさんの人に助けられているなと留学を通してシミジミと感じます。まだ留学の途中ですが、留学生活はとても楽しいです。

Tamaki11.jpg 本人左端

現地の中国人の人たちも、他の国の留学生もみんな優しく接してくれます。何も全く分からなかった時も、誰かが自分を支えてくれ助けてくれます。次は自分が支えて引っ張っていけるような人になりたいです。約2ヶ月で一学期が終わりますが、これからも一日一日悔いの残らないように、しっかり毎日を過ごしたいと思います。