香港理工大学Summer School~中村 穂野花

国際学部3年次生 中村 穂野花

こんにちは。国際学部3年次生の中村 穂野花です。7月までの約1年間オランダのフォンティス応用科学大学に交換留学として行った後、香港理工大学で1ヶ月間サマースクールに参加してきました。今回はそのことについて書こうと思います。

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私は午前に中国語(マンダリン)と午後にワインの歴史を履修しました。午前と午後の授業2つとも約3時間ずつあったので、毎日ほぼ一日中学校で勉強をしていました。香港では広東語がメインで話されていますが、昔イギリスの植民地だったこともあり、香港の多くの人が英語を話しますし、大学の授業はすべて英語で行われました。授業時間が長いため、進むスピードも早く、授業終わりに復習しないとついていくのが難しかったです。私のルームメイトが中国人の女子学生だったのですが、いつも夜遅くまで勉強していて、私も彼女に影響されよく一緒に勉強していました。 

オランダでの授業はグループで協力して、アイデアを発表するという授業が多かったように感じます。もちろん香港でもそのような機会もありましたが、先生の授業を聞いて勉強すると方が多いと思います。そして、私がもう一つ感じたのが、学生同士の競争心があることです。そでは日本やオランダでは感じることがなかったので、良い意味で刺激を受けました。 

休みの日では、香港理工大学から電車で40分ぐらいのところにある中国の深圳まで遊びに行ったり、フェリーでマカオに行ったりしました。国によって雰囲気も違うので楽しかったです。またオランダで出会った香港の友達にも会うことができました。

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香港で驚いたことが、例えば電車の中で誰かとぶつかったとき香港の人たちは自然と英語でSorryと謝ったり、香港の友達同士の会話で英語と広東語を交えて話していたことです。建物もヨーロッパのようなものがあったりして、香港にいながらもヨーロッパを感じることができ不思議でした。

香港理工大学のサマースクールでは留学生が150人以上いる中で、日本人は私一人で、少し寂しく思うこともありましたが、その分たくさん友達もでき一ヶ月間とても楽しい日々を過ごすことができました。オランダと香港を合わせて約1年間の留学生活が終わりました。たくさんの楽しいことや辛いこと、人との出会いなどの経験し、自分の成長を身にしみる感じられる一年間だったと思います。これからは日本で夢に向かって頑張っていきたいと思います。