「私の留学:新たな一歩」~城下 彩芽(南台科技大学)

国際学部3年次生 城下 彩芽

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私の1年間の交換留学を振り返ると、あっという間の1年でしたが、とても濃い1年になりました。

台湾に来たばかりの頃は中国語で数字の110がやっと言える程度だったのに、お店に行くと台湾人と間違われ、お店の人が中国語で注文を聞いてきたり、注文した物も中国語で言うのでどれが私の注文した物かわからなかったり、お店の人に呼ばれているのにそれに気づかないで、ずっとお店の中で待っていたりということがたくさんありました。ですから全て英語で日常生活を送っていました。英語が話せない人に囲まれた時は、みんなが話す中国語が雑音にしか聞こえなかったほどです。本当にこの時期は辛く、苦しかったです。

しかし、現地の授業が始まり約3ヶ月がすぎると、相手が言っている内容が大体わかるようになり、半年を過ぎた頃には自分から友達や先生に話しかけたり、普通に中国語で話したりすることができるようになりました。

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また、この一年でたくさんの友達ができました。台湾人はもちろん、同じ台湾の大学に留学生として来ていた世界各国の人とも友達になることができました。

日本に帰国する前は、中国語を話したり聞いたりすることがスムーズにできるようになっていた時期で何もかもが楽しくなっていたので、まだ台湾に居たいとすごく思いながら帰国しました。

私の1年間の台湾留学では友達や先生を始め、出会った多くの人たりから様々なことを学びました。せっかく1年間台湾で中国語を学ぶことができたので、これから就職先やバイト先などで中国語を使う機会があればいいなと思っています。そのため、中国語の能力が落ちないように、これからも日々努力していきたいです。

間違いなく、この留学は私の人生の中で最も素晴らしく、楽しく、貴重な体験ができた一年でした。とても辛く、苦しい時期もありましたが、それを乗り越えたら、達成感や楽しさが待っていることに気づくこともできました。このような機会をくれた先生方や両親にはとても感謝しています。