スウェーデン~リネアス大学(白水 悠登)

外国語学部2年次生 白水 悠登

こんにちは。2018年も始まって早一か月が経過しました。リネアス大学では、Autumn Semester が終わり、Spring Semesterが始まりました。新たな出会いもありましたが、もちろん別れもありました。また心機一転してがんばらないといけないと思っている今日この頃です。私は、後期からスウェーデン語を履修しています。全て一からなのでとても大変ですが、同時にとても充実しています。 

前期も終わり、この約5か月間に多くの事を学びました。自分のある程度通用したかなと感じている点、全く通用しなかった点など多々ありましたが、やっぱり通用しなかった点が圧倒的に多かったです。いろいろある中でも、私が特に大事だなと感じたことは、「目標設定を妥協しない」という事です。例えば試験の際に、この大学ではABCDEFの評価基準が採用されています。A~Eが合格で、Fは不合格、そして再試験を意味しています。始めの頃は、このようなことを考える余裕もなかったので、まだよかったのですが、時間が経過していくうちに「DEが取れればよい」と思ってしまう自分がいました。そうすると不思議なことに、これは私だけの経験になるかもしれませんが、最初の頃に比べて勉強に対する集中力が明らかに落ちているのを感じました。そこで、あえてハードルの高い目標を設定してみると、いい意味でバカになれた自分がいました。バカと言ってしまえば響きが悪いですが、つまりは吹っ切ることができたということです。高い目標設定をするだけで、それまで胸の中にあったモヤモヤ感をなくすことができたのです。もちろん、ただ目標設定をすればいいというわけではありません。日々の生活での予習復習はもちろんのこと、設定することがすき間時間にできること、例えば移動中などにできることの発見、明確化にも一役買っていると思っています。見た目はものすごく小さなことかもしれませんが、続けていけば大きな花を咲かせることができると思っていますので、小さいことからコツコツと続けて、この後期の生活を前期のように、またそれ以上のものにできるようにがんばっていきたいと思います。

堅苦しい話を続けてしまったので、ここからは年末年始をどのように過ごしたのかを書いていこうと思います。毎年、年末年始は家族と過ごしていたので、そのようにできればよかったのですが、さすがに距離が距離なのでそれはできませんでした。でも、大阪学院大学からヨーロッパに留学している同級生達と最高の思い出を作ることができました。なんとみんなでイングランドへ行きました。年越しが大きな目的の一つでしたが、1年次生の時にLEIで指導していただいていたミンナ先生に会いに行くというのももう一つの目的でした。約一年ぶりに再会することができ、少しは成長した自分をみせることができたのかなと思っています。

England 2.jpg ロンドン

England 1.JPG ミンナ先生(右から2人目)を囲んで(本人左端)

年が明け、数回授業があった後、また一週間程の休みがあったので、オランダとベルギーにも行きました。特にベルギーはヨーロッパに来た際に行きたかった国の一つでもあったので訪問できて本当によかったです。3月には、前期のクラスメイトに会いに、ドイツに行こうと思っているので、それまではしっかりと勉学に励みたいと思っています。

Netherlands.JPG アムステルダム

Belgium.JPG ベルギーの小便小僧

本当に良くも悪くもいろいろなことを経験できた2017年を漢字一文字で振り返ってみると、「悔」という字が浮かびました。この字には、こうしておけばよかったという後「悔」と、自分の設定していた目標に届かなかったという「悔」しさの二つ意味が込められています。もちろん、後「悔」や「悔」しさだけでなく、充実感も大いに味わう事もできました。これらの経験を活かし、2018年は、「妥協をせず、オンとオフのメリハリをつける」を目標にして、去年と同じもしくはそれ以上に、ワンダフルな一年にしたいと思いますし、その実現のために一生懸命頑張ろうと思います。