スウェーデン~リネアス大学(白水 悠登)

外国語学部2年次生 白水 悠登

スウェーデンに到着して約3週間、大学の授業が始まって約2週間が経過しました。到着した時よりも気温が下がっていて、服装の組み合わせに悩んでいます。今の段階でこんなに寒かったら、冬になると、自分がどうなっているか、戦々恐々しています。授業が始まり、感じたことは、自分と外国人との英語力の違いです。差があることは、初めから分かってはいたのですが、いざ授業が始まってみると、外国人がスラスラと自分の意見を述べているに対して、自分は思っている事を英語に変換する段階で苦戦し、なかなか本当に自分が思っている事を正しく伝えることができずに苦労しています。ディスカッションでも、自分の意見を述べるのに苦労しました。さらに、自分以外に日本人の学生がいないので、まさに四面楚歌の状態です。今、人生の中でも三本の指に入るくらいの挫折を経験している自分ですが、唯一の救いが、この状況を楽しめていることです。「全ての事が初めての経験なんだから、成功するはずがない。失敗しかしないだろう」と考えて、気持ちを切り替えています。まさに、㈱エストレリータの鈴木社長がおっしゃっていた、「Trouble is welcome!」。これが今の自分の状況を表す最適な表現ですね。とにかく、落ち込んでいるだけではダメで、その壁を乗り越えるための努力を怠ってはいけないなと思っています。 

自分が以前バスケットボールをしていた関係もありますが、「バスケットボールの神様」と呼ばれているマイケルジョーダンの言葉、「Step by step. I can’t see any other way of accomplishing anything.」。これも今の自分にはぴったりだなと思います。訳すと、「一歩一歩前に進む、これ以外に何かを成し遂げる方法はない」です。自分の留学での目標である、英語力の向上には、今自分のできること、たとえそれがどんなに小さくても、コツコツとがんばっていく。それ以外の方法はないと思いながらがんばりたいと思います。「塵も積もれば山となる」、「小さいことからコツコツと」。

ここまで、すこし暗い話だったので、楽しい話もしようと思います。大学が始まってから多くのイベントがありました。特に驚きだったのが、リネアス大学にも、大阪学院大学のBuddy Programのようなグループがあることです。自分のBuddyは、リネアス大学の学生のDanielで、同じ留学生で中国人のYulingと自分の2人の面倒をみてくれています。Danielは、映画がとても好きで、自分も映画が好きなので、映画の話で盛り上がっています。さらに、毎週水曜日に映画鑑賞を企画してくれて、とても充実しています。また、スウェーデンが本場である、IKEAへ行って買い物をしたり、BBQを催したり、ゲームをしたり、パーティーをやったりと、様々な催し物があって、とても楽しいです。そして、同じ授業を履修していて、バスケ好きのドイツ人の学生Maxim2回、1 on 1をしました。結果は、自分の惨敗でした!日本で、そこまで体を動かしていなかったせいか、バスケをした翌日は、筋肉痛に悩まされています。これから、週一回のペースでやっていきそうです。楽しみで仕方ないです。

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こちらでの生活は、しんどいこともたくさんありますが、その分楽しいこともたくさんあって、とても充実しています。今後の目標は、第一段落でも書いた、英語力の向上。外国人のレベルに少しでも近づくことができるように日々がんばっていくことです。そして、時間に余裕ができれば、ヨーロッパに留学している他の学生に会うことや、大阪学院大学にBuddy Programで来ていたドイツ人のVincentに会いに行くことができればいいなと思っています。

 Thank you for reading my blog.

See you again soon.

 追伸:どうでもいい話なんですが、私たちは、リネアス大学と呼んでいるのですが、日本から来ている他の学生はリンネ大学と呼んでいる学生が多いです。

(回答:リネアス大学が正解です。リネアスはカタナカ表記なので、もちろん多少の違いがありますが、リンネは違います。現地の学生に聞いてみてください!)