アメリカ~カリフォルニア州立大学モントレーベイ校 (永田 大)

国際学部3年次生 永田 大

本当にあっという間の1か月でした。しかし、思い返せば内容もとても濃いものとなったと感じています。留学初日に払わなくていいはずの約60万円をアメリカの大学側から請求されたのは、今ではいい経験です。(最終的に払わずに済みました!)この事件を含め、寮生活なので生活用品をそろえるためにあちこちのスーパーやらホームセンターなどに通い、クラスメイトに自己紹介し続け、細かい諸問題が毎日のように降りかかったりと、かなりハードな日々でもありました。この経験から学んだのは、留学に行くことで鍛えられる最大の能力は、予測不能のトラブルに立ち向かっていく精神力だということです。トラブルを一つ一つ乗り越えるたびに強くなっている実感があって、嬉しいです。そして、当たり前ですが、掃除も洗濯も自分でしなければならないし、毎日外食は厳しいので、自炊にチャレンジしたりしています。

こちらでは、関東の桜美林大学から同じコースに約50名来ているので、クラス16名中14名が桜美林大学の学生たちです。そのためか、私は日々、英語のみならず、日本語の標準語を習得しています。

それはさておき、語学面では、授業中はもちろんオールEnglishですし、町に出れば英語を話さなければ、自分の要望は叶わないので、すべてのところで英語が学べます。ルームメイトのフランス人とは、お互い母国語が英語ではないので、習いたての英語を試しあういいパートナーです。隣人はネイティブのイングリッシュスピーカーの人たちなので、週末はそこに遊びに行って、チェスやUNOをしながら英語力を上げる努力をしています。

このブログを書くまでにサンフランシスコの町、ゴールデンゲートブリッジそしてディズニーフィルム「ファインディング・ドリー」の舞台となった水族館に行くことが目標だったのですが、それをすべて達成することができました。それぞれとてもいい場所だったので、将来必ずまた帰ってきたいと思いました。

Hiroshi SF.JPG サンフランシスコで

国際センターのスタッフが留学事前準備授業で教えてくれた、ハネムーン時期にどっぷり浸かった最初の2週間でしたが、突如憂鬱な日々が45日続きました。これも事前授業の中で、そんなこともあると教えてもらっていたので、「そういう時期なんだ!」とうまく割り切ることができました。今では地に足がついて、上手い具合に勉強にも集中できて、コミュニティーも拡がっているので、充実した留学生活を送っています。