「私の留学: 最初の一歩」(フォンティス応用科学大学<オランダ>~杉浦 健太朗)
外国語学部3年次生 杉浦 健太朗
こんにちは。外国語学部3年次生の杉浦健太朗です。前期のオーストラリアに続いて後期はオランダに留学しています。到着から早くも1週間が経過したので、私の留学生活の始まりの様子をお伝えしたいと思います。
まずは大学についてです。到着の数日後から2日間の大学のオリエンテーションが始まりました。私の通う大学はヨーロッパということもあり、既に多国籍なのですが、そこに私たち交換留学生が加わったことにより、大学内ではたくさんの言語を耳にします。また、オリエンテーション期間中は、去年OGUで交換留学生として勉強し、Buddy Programでも仲の良かった学生に再会することができました。自転車の多さが有名な国なので、オリエンテーションの中に自転車に乗って少し離れた農場に行き、古くからあるオランダの遊びを体験したりと充実した2日間でした。今回の留学は前回のオーストラリアのような緊張を感じません。英語に自信が付いたことや、現地に知り合いがいるという2つの要因がこの安心感に繋がっているのではないかと思います。
さて、先ほど少し書きましたが、オランダは自転車大国として有名です。街中には必ず自転車専用レーンが設けられ、道路も歩行者や車ではなく自転車が優先といった具合です。そのため、気を付けていないと車より自転車に撥ねられる危険の方が高いです。日本とは比べ物にならないほど速い速度で自転車が行き交うため、かなり交通には気を遣います。どこへ行っても必ずと言っていいほど自転車置き場が設置されており、駅前には数えるのが嫌になるくらい大量の自転車が駐輪してあります。これだけ自転車の需要が大きい国は他に無いので面白いなと思いながら見ています。
続いては町の様子です。私が滞在しているのはフェンロという場所は、歩いて1時間ほどでドイツに行けてしまいます。アムステルダムからは電車で約2時間の静かな場所です。やはりヨーロッパ。街を歩けばどこにでも歴史を感じるレンガ造りの古い建物があり、アパートの近くにもとても古い教会があります。オランダは時間がとてもゆっくり流れているような気がします。決まった時間になると時刻を知らせる教会の鐘も日本とは違った雰囲気があり、少しずつ「あぁ、留学に来たんだな」と感じています。
私の最初の1週間はこのような形で始まりました。特に大きなトラブルに遭う事もなく、と言いたいところですが、いまこのブログを書いている最中にキッチンのコンロが壊れました。いつ修理が来るか分からないと言われてしまったので、これではご飯が食べられません。仕方がないので近くの部屋に住む学生にキッチンを借りることにしました。でもこのトラブルのおかげで、私には新しい友達が増えました。トラブルは時に人を落ち込ませますが、新たな出会いも生み出します。何が起こるか分からないからこそ、留学は面白い!出発前にたくさん聞いた「Trouble is Welcome」という言葉。新しいことを始めるのに困難は付き物!こんな感じで気楽に前向きに、かつ自分の目標を達成できるように。これから本格的に始まる留学生活を頑張っていこうと思います!