香港理工大学サマースクール2016~外間睦常
経営学部4年次生 外間 睦常
よし、香港、行こう!
昨年5月に バンコク大学での10カ月間の交換留学を終え、次に香港理工大学でのSummer Schoolに参加しました。
・天国バンコクから、地獄へ。
週に4日、 朝は9:30〜12:30、昼は2:30〜5:30の間で授業は行われました。このサマープログラムには前期と後期があり、それぞれ2つずつ、計4つ授業を履修することができます。私はビジネスの講義を2つとデザイン、料理の講義を1つずつ履修しました。授業の難易度は教授により大きく異なります。共通して言えることは、どのクラスにも英語を苦手としている人はいませんでした。なので、英語ができない人にとっては地獄です。しかし、逆に圧倒的に英語力を伸ばせる環境でもあります。「居心地の悪い場所に身を置くこと」とはまさにこの事だと思いました。
・22ヵ国から来たクラスメートたち
個性的な学生がたくさんいました。それまで一度も出会ったことのなかったブルネイ、カザフスタン、スイス、エチオピアからの学生を始め、偏りなく多国籍な学生で溢れていました。その環境は、互いの文化を尊重しあう良い雰囲気でした。私のルームメイトは30台半ばのフィンランド人でしたが、彼の年齢を気にする人など誰もいませんでした。日本から2時間という好立地ながら、多様な文化に触れることが出来るのが香港留学の1番の魅力だと思います。
・渇きを潤す、休日
香港は都会と自然との距離が非常に近いです。通っていたキャンパスは都会のど真ん中に位置しながら、学校終わりには山へハイキングに行くことができました。加えて、日常的にサーフィンや登山、キャンプなどを楽しむことも出来ます。また、世界一安いミシュラン1つ星のお店など、有名なレストランが数多くあり、グルメを探求できる街でもあります。観光客に人気なビクトリアピークだけではなく、「100万ドルの夜景」を一望できる場所は多々あり、地元夜景スポットを探すのも楽しかったです。
・最後に、香港理工大学で学んだこと!
クラスメートの英語力、学力が高すぎて、最初は付いて行くのに精一杯で(ほとんど付いて行けてなかった)大変でした。しかし!!!1ヶ月も経てば、、、、、もちろん、そんないきなり付いていける訳もなく、やはり、必死で聞き返す、聞き返されるを繰り返していました。そこで、考え方を変え、相手の英語レベルに合わして会話するのではなく、自分はこういう人間なんだ!ということを伝えるのに努力を費やすようにしました。そしたら、徐々にコミュニケーションが上手くいくようになり、ほぼ毎日行われたプレゼンテーションも余裕がでて、相手の感情を読み取り、そこから思いついた言葉で喋れるようになりました。英語レベルはまだまだ底辺ですが、これからも少しずつ成長出来たらなと思います。