オーストラリア~CQ大学 (福山 繭良)

外国語学部3年次生 福山 繭良

オーストラリアに来て、2ヶ月が経ちました。日本と違い、オーストラリアはこれからが夏になります。毎日日差しがきつく、気付けば汗をかいています。唯一の救いは、日本みたいに湿気が多くなく、カラッとした暑さなので、じめじめすることはありません。このように季節感が真逆すぎて毎日驚いていますが、暑さに負けず、毎日楽しく、充実した生活を送っています。

私は、この2ヶ月で様々な体験や、出会いと別れを経験しました。それは、寮生活をしたこと、ホームステイに変わったことです。 

まずは、不安で始まった6週間の寮生活について。正直初めは、6週間って結構長いなと思っていました。ですが、今思うととても短かったように感じます。何をするのにも気を遣うことなく、すべてにおいて自由で、とても快適な生活でした。毎週末、友達と夜中まで騒いだり、ビーチに行ったり、ショッピングセンターに行ったりなどもしました。また、私が寮を出て、ホームステイに変わるのとほぼ同時期に、寮に住んでいた日本人たちも彼らのここでの生活を終え、帰国の時期になりました。彼らには本当に良くしてもらったので、とても寂しい気持ちになりました。ですが、また日本のどこかで会えることを信じています。彼ら日本人だけでなく、大学自体が休暇に入ってしまったため、他にも色々な人との別れがありました。別れはとても寂しい気持ちになりますが、みんなと一緒に寮で共同生活をしたことは、この留学の中の一つの思い出としてとても良い経験になったと思います。

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寮の仲間たちとパーティー

次に、ホームステイについて。ここで一つの奇跡が起こりました。それは、2年前に、仲の良い先輩が私のホストファミリーの所でホームステイをしていたということです。すごく驚いたのと同時に、安心感も持てました。また、来てすぐに、ホストファミリーから、「あなたは私たちの家族だからね」と言ってもらえてすごく嬉しかったです。ファミリーには小さな子どもが3人います。彼らはとても人懐っこくて、何に対しても好奇心旺盛なので、家の中は毎日にぎやかです。一人っ子の私にとって、彼らは本当の姉弟、姉妹みたいでとても可愛い存在です。ホームステイに変わってもうすぐ1ヶ月になりますが、家族と一緒にビーチの近くに23日の旅行に行ったり、家族が所有している農場に行って馬や牛にえさやりをするなど、ホームステイでないと体験をすることができないこと色々としています。つい2週間程前には、家族が休暇を取ってクルーズ旅行に行ったので、その間一人暮らしをしていました。最初は放置されることに対してすごく怒りもありましたが、やってみると意外に楽しく、また、日本で実家暮らしをしている私にとって、すごく刺激的な体験になりました。

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子供たちと一緒にハロウィンパーティーに参加 (魔女,カボチャ,猫の仮装をしているのが私のホストシスター&ホストブラザー)

Mayura beach.jpg ホストファミリーと一緒に行ったビーチ

牧場Cows.jpg 牛のえさやり

牧場Cooking.jpg 牧場でクッキング【本人左から2人目)

このような感じで、私のオーストラリアでの生活は半分を終えました。楽しかったことが大部分ですが、悩んで苦しかった時もありました。周りのすごさに圧倒されたり、自分の立場に押しつぶされそうになったり。でも、「人は人、自分は自分。比べてもしょうがない。自分のやりたいことをやればいいんだ」と思うことができ、切り替えることができました。ここでの生活はもう半分しかないと思うのか、まだ半分あると捉えるのかは自分次第だと思います。だから、残りの半分で私にしかできない経験をして、たくさんの体験をしたいと思います。

(2016.11.30)