中国~大連工業大学 (西沢 安那)

外国語学部4年次生 西沢 安那

ありきたりですが、時間が過ぎるのは本当に早いです。長いと思っていた留学も、残り1カ月になりました。今は早く日本に帰りたいと思う気持ちと、もう留学が終わってしまう寂しいと思う気持ちが入り混じっています。きっと残りの1カ月も一瞬で過ぎてしまうので、もう二度と戻ってこないこの貴重な時間を大切にしたいです。では、最近の出来事について少しお話します。

以前にもブログに書きましたが、私は現地の学生と授業を受けています。私が履修している授業は、主に人事管理学科のものが多いです。つい最近“人員素質の測定と評価”という授業が終了し、レポート提出の課題がありました。しかし、この授業はこの学科の専攻授業であり、私には少し難しいと担当の先生から言われ、別の内容を出されました。丁度私は四年次生のため、就職活動を経験しているという事で、その経験とこの授業の内容を結びつけるような内容でした。初めて中国語でレポートを作成し、さらに自分自身の就職活動を振り返る事ができ、非常に有意義でした。この出来事から言いたいのは、どんな事も一歩踏み出す勇気が大事という事です。私は3年次生になるまではそれなりに中国語を話せる自分に、中国語留学なんて必要ないし、意味がないと思っていました。しかし、留学に来てみると、きちんと私に合ったレベルのものが用意されているのです。自分で経験をして、初めて分かる事がたくさんあるのです。どんな事も少しでも気になるのであれば、やってみるべきなのだと実感しました。

 

この間、友達に北京旅行に連れてってもらいました。なぜ北京かと言いますと、友達のチームが全国大学生ネットビジネスのプレゼン大会で勝ち進み、最終選考の場所が北京の大学でした。私も観光がてら一緒に行きました。

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しかし、友達の一言で予想外な出来事が起こりました。友達が私もプレゼンに出るという提案をしてきたのです。そして私は日本からの交換留学生として、プレゼンの内容と少し関連がある日本の物流概念について、簡単に日本語で説明してから中国語で訳すという形で出ました。私が話した部分は合計30秒ぐらいでしたが、すごく貴重な経験が出来たなと感じています。嬉しい事に、友達のチームは一番良い賞を取りました。観光はもちろん楽しかったのですが、こんな経験が出来たのは本当に幸運だったと思います。この留学で私が想像した以上のものを得ることが出来ているなと思っています。残りもしっかり楽しみます!!

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Anna1130_4.jpg 北京の街の様子

ブログを読んでいただき、ありがとうございました。