フランス~オルレアン大学 (荒木 麻里菜)
外国語学部3年次生 荒木 麻里菜
こんにちは。フランスのオルレアン大学に留学している外国語学部3年次生 荒木麻里菜です。オルレアンに来てから早くも2か月が経ち、私の留学生活も残り半分になりました。前の更新から今日までの間にたくさんのイベントがありました。今回はそのイベントについて話します。
まず、Disneyland Parisにフランス人4人と日本人3人の7人で行きました。日本のDisneylandとは少し違って楽しかったです。しかし、待ち時間にフランス人同士で話しているときは全くフランス語が聞き取れず、黙っていることが多くなり、聞き取れて会話には入れたらもっと楽しかっただろうなと悔しい思いをしたので、もっと勉強しようとこの旅行でやる気が出ました。
その次の週はロワール渓谷のお城、シュベルニー城とシャンボール城を見に行きました。ロワール渓谷は世界遺産に登録されていて、ロワール川周辺にたくさんのお城が建てられています。私は今回、インターネットで日本語ガイド付きの現地ツアーを申し込んだので、そのお城の基本知識を知ってから見に行けたのでとてもよかったです。次の日もツアーを申し込み、アゼ・ル・リドー城、ユッセ城、ヴィランドリー城、ランジェ城の4つのお城を見に行きました。この週は2日で6つのお城を見に行きとても充実した週末でした。この旅行で思ったことは、ただ単にお城を見に行くだけではなく、自分でお城について調べて、そのお城の歴史、基本知識を知ってから行くほうが倍楽しいということです。
その次の週は、1週間のバカンスがありました。バカンスはオランダとドイツに旅行に行きました。1週間かけての旅行は人生初だったのでとても疲れましたが、色々なころに行けたので良い経験になりました。まず、オランダではたくさんの風車小屋のある世界遺産のキンデルダイク、そしてオランダの首都アムステルダムに行きました。アムステルダムの建物はフランスとは違い、赤レンガで建てられた建物が多くて、メルヘンな感じでとてもかわいかったです。また、オランダは自転車大国なので自転車用の信号表記や自転車専用道路がありました。フランス人は車が来ていなかったら信号無視は当たり前ですが、オランダ人はちゃんと信号を守っていて、フランスとの違いを見つけるのが楽しかったです。オランダの後はドイツのケルンに行き、世界遺産のケルン大聖堂に行きました。オルレアンにも大聖堂はありますが比べ物にならないくらいとても大きくて感動しました。その後は、ミュンヘンに行きました。7月にミュンヘンで銃乱射事件があったとは思えないくらいの人の多さでした。日本人観光客もたくさん見かけました。最終日にはシンデレラ城のモデルとなったノイシュヴァンシュタイン城を見に行きましたが、チケット売り場は長蛇の列で、午前中ですでに夕方までのチケットが売り切れていて、予約しておけばよかったと後悔しました。けれど、城にたどり着くまでに綺麗な紅葉をたくさん見られたので大満足です。ドイツの名物といえばやはりビールとソーセージ。もともと好んでビールを飲まなかったのですが、ドイツのビールはとてもおいしくてたくさん飲んでしまいました。今回の旅行はレストランやホテルではすべて英語でした。久しぶりの英語でフランス語と混合してしまいました。Thank youがMerciになったり、YesがUuiになったり無意識に出てしまった時、少し恥ずかしかったです。英語も頑張って勉強しないといけない事を改めて感じることができました。
10月はいろいろなスポットに行きましたが、私はまだパリ、モンサンミッシェル、コルマールに行っていないので、残りの留学期間でフランスの行きたいところを行き尽くします。もちろんフランスの勉強もしっかりやります。けれど、旅行することで得られることはたくさんあると今まで色々な旅行して感じました。これからクリスマスシーズンになり観光名所は人が多くなりそうなので、テロなどに気を付けながら、油断せず気を引き締めて行動しようと思います。