アメリカ~カリフォルニア州立大学モントレーベイ校 (徐 蕾)

大学院商学研究科 徐 蕾

アメリカに来ていつの間かに3ヶ月が経ちました。アメリカの生活に慣れてきて、英語も話せるようになりました。今でも自分がアメリカのカリフォルニア州にいることがなかなか信じられなくて、友達と一緒にドライブに行く時、周りの風景を見たら自分がアメリカにいることを思い出し、とても不思議な気持ちです。大学はサンフランシスコから2時間ほどのところにあって、大学の周りは静かで、大学の先生やスタッフも優しく、勉強しやすい環境です。

今まで、感じたこと:

  1)   自分から努力しないと進歩しない

最初は、私の話すスピードが遅く、みんなが話をする時に自分が言いたいことを考えたら、言い出した時には話題が変わってしまっていて、あまり言いたいことが言えなくて悲しかったです。特に、授業でグループに分けられ、アメリカの学生と一緒になりました。みんなの意見が飛び交っているところで、私の順番になると伝えるのにすごく時間が掛かり、他人に迷惑をかけたくないと思い、一時期は無口になりました。そのまま、1週間、2週間が経ち、自分からこの状況を変えないとアメリカに来た意味がなくなると思って、話すスピードが遅くても積極的に発言すると決めました。最初は辛かったですが、最後にはプライドを捨てて話すようになりました。

Halloween.JPGHalloween (2).JPG

   2)  英語より専門知識の勉強

私のいる大学には海外からの留学生が多く、特にヨーロッパの学生が多いです。ヨーロッパの学生たちはすでに英語がすごく上手で、アメリカに留学に来ているのは、語学修得ではなく専門知識を得るためです。授業では、中間試験、プレゼンがあり、自分がどう考えているかが重要視されます。言葉は知識を得たり、伝えたりする道具であり、授業中は先生の意見を聞き、クラスメートの話を聞き、自分の意見を伝えるというスタイルで、とても楽しいです。そのため、自分の意見を言う前の準備が欠かせません。オンラインで用意された内容を授業の前に読み、自分で情報を検索して予習をする方法です。

  3) どんな状況にいても、自分から聞かないと自分を変えられない

どんなことでも自分から聞かないと前には進めません。授業だろうが、普通の会話だろうが、分からないことがあったら、自分から聞かないと何も始まらないということがわかりました。特に、今アメリカにいるので、当然分からないことがたくさんあります。友達と話す時、分からない単語や文とかあったら、すぐに「分からないです。その単語の意味は何でしょうか」と聞くことは大事です。聞いたら、だいたい教えてくれます。分からないことに対して素直に聞くことが大切だと感じました。

Hiking.JPG 友人たちとハイキング(本人左端)

   4) どんな国の人に会っても、優しい人柄が魅力

笑顔は全世界で共通するもので、人と接する時、一番大切なのは外見的な魅力より、「優しい」、「思いやりのある」性格だと思います。「自分を大切にしてくれる人とは、いつまでも一緒にいたい」そう思うのは、全世界において共通です。そうすれば友達もすぐにできると思います。

San Fransical.JPG 友人たちとサンフランシスコで(左端)

以上が3ヶ月で気付いたことです。