中国~大連工業大学 (西沢 安那)

外国語学部4年次生 西沢 安那

中国語が少し流暢に話せるようになってきた今日この頃。もうすぐ大連に来て一カ月半になります。しかし、まだまだ日本語では言えるのに、中国語でうまく言えない表現がちょくちょくあったりします。言葉の表現って思っていたよりもずっとずっと難しくて、深いものだと気付きました。というのは、日本では正しい謙譲語や尊敬語を扱うのが難しいと同じように、中国では四字熟語が当たり前のように会話に出てくるのが難関だと思います。大量にある四字熟語の意味を理解し、正しく使うのは本当に難しいです。中国の学生は小学校から大人になるまでの間に、ほとんど学校での学習や日常生活の中で、その四字熟語が自然と身についているのが分かります。日本語の敬語の複雑な仕組みは日本人の謙遜や相手を思いやる強い気持ちから生まれたもの、中国の会話に出てくる数多くの四字熟語は長く古い歴史から生まれたもの。ここでも国の文化を感じることができ、面白いなと感じました。四字熟語は中国語検定1級の内容にも多く含まれていますし、帰るころに少しは上手く使えるようになりたいので、現地の学生に教えてもらいながら英語と平行して勉強頑張ります。

数日前、長期休みを利用し、童話の世界と言われている九寨溝と4,000m超えの黄龍山がある四川に行ってきました。日本の繊細な美とは違う、壮大なる自然の美を感じることが出来ました。写真では伝えることが出来ない非現実的な美しさが目の前に広がるのは本当に感動的でした。この旅を通じて、初めて少数民族とも触れ合い、多くのものを吸収し、本当にいい経験が出来ました。

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また、大連ではもちろんですが、中国でもトップクラスと言われている有名な大学を幾つか見学しに連れてってもらうなど、留学生活は周りのおかげでとても楽しいです。感謝の気持ちでいっぱいです。残りの3カ月もどんな経験が出来るのか、凄く楽しみです。良い大学生活の集大成になりそうです。というか、いいものにします!!ブログを読んでいただき、ありがとうございました。

(2016年10月19日)