台湾~静宜大学 (岩堀 正輝)

外国語学部2年次生 岩堀 正輝

どうもみなさんこんにちは、岩堀です。1週間前ぐらいに台湾に着て1か月が経ったんですよ。1か月経ってだいぶこっちの生活に慣れました。というか、台湾はとても慣れるのが簡単な国だと思います。確かに中国語による言葉の壁はまだまだ大きいです。でも、あの親日国で有名な台湾です。やっぱりある程度日本語が通じるところが多いですし、静宜大学には日本語学科があるので、台湾の学生とも日本語で話してしまいます。この状況はちょっと反省しています。 

まず普段中国語を話しているのかと聞かれると答えはNOです。寮のルームメイトが全員日本人、受けている授業のクラスメートはほとんど日本人。正直に言うと日本での生活とほとんど変わってないです。言語に関してはあまり成長が自分自身見られないです。

「これはなんとかしないと絶対だめだ」と思ったわたくし岩堀がとった行動、それは自分の周りに日本人を置かないこと、つまり台湾人の集団に交じる。これを決めました。「静宜大学のバスケ部に入ってみよう」と思い、入りました。自分の身を台湾人の中に投げ入れました岩堀君、結果どうでしょう。なかなかチームに溶け込めません。困った困った。いやいやこれが良いのではないか、この状況こそが自分を強くする術なのではないだろうかと思っています。バスケ部の練習は厳しいものではありません。正直言ってサークルみたいなものです。ですが、チームの人たちは私によくしてくれています。中国語が聞きとれない私のために拙い日本語で伝えようとしてくれたり、ご飯に誘ってくれたり。私も彼らの優しさに応えられるように中国語のレベルを上げようと努力しています。私の状況は以前よりも良くなっています。自分で状況をプラスに持っていけた自分自身を褒めてあげたいぐらいです。やはり自分から行動しないとなにも変わらないことを改めて実感できました。自分から相手に気持ちを伝えること、言いたいことははっきりと言うこと、この2つが台湾で教わったことです。

何を書いてるのかわからなくなってきたところで、私事ですが、現在日にちは1018日の午後1030分です。そして私の誕生日が明日の1019日なんです。はいそうですわたくし20歳になります。まさか海外で20歳になると思ってなかったのですが、20歳になることについて、まだ20歳になってない人、もうそろそろ20歳になる人に向けて、少しお話しさせていただきたいと思います。

20歳になること、それは大人の仲間入り、社会の仲間入りすることかなと思います。10代っていうのは、小学校から、中学、高校、大学と学生生活を過ごす時期です。まだまだはなたれ小僧だった小学校、思春期や反抗期で思い出したくない日々を過ごした中学校、ある程度気持ちも落ち着いてきた青春の高校、大人と学生の間である遊びの大学。この10年間で色々なことが変わるのだなと思いました。いろいろあった10代がもう終わるのだと考えると心の底からぐっとこみあげてくるものがあります。すべての大人はこの気持ちを乗り越えてきたのだと思うとすごいなと思います。そして20年生きた自分にお疲れさまと言ってあげたいです。みなさんも11人いろいろな人生を送っていると思います。特に10代は波乱万象な時間を過ごしたと思います。そんな自分自身に感謝の気持ちとお疲れさまと言ってあげてください。

こんな感じで僕の台湾生活はあと3か月です。楽しくいきましょう。それではまた。

あっ、最後に私の台湾生活の写真を1枚だけお見せします。たくさんの出来事があり過ぎるので、後はみなさまのご想像にお任せいたします。

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(2016年10月18日)