台湾~静宜大学 (冨永 雅博)

外国語学部3年次生 冨永 雅博

静宜大学に留学中の外国語学部3年次生の冨永雅博です。こちらに来て1か月が過ぎました。この1か月間は、「中秋節」の休みがあったり、大型の「台風」で来て学校が2日間休みになり、「国慶節」があったりと連休が多い1か月でした。

学内の台風のあと.JPG 台湾の後のキャンパス

国慶節の行事.JPG 国慶節

私は毎日朝8時から「中国語」の授業を受けています。それに加えて英語で開講されている「台湾」についての授業を2つ、日本語で開講されている授業を1つ履修しています。特に英語での授業ではベルギー、イタリア、そしてドイツ人と5人がグループになっていて、一緒でディスカッションをしたりする授業です。私はまだディスカッションができる英語力がないため、最初のころはなかなか自分から発言することができませんでした。しかし、先日グループプレゼンがあり、その前日はみんなで一緒にプレゼンテーションを作りました。その際、私は自分の言いたいことをしっかりと伝えることができました。このプレゼンのおかげで、グループの留学生たちから英語を教えてもらったと同時に、輪の中に入って話すことが出来るようになりました。グループプレゼンが終わった時に、周りの留学生たちから「最初会ったときよりは英語はうまくなったから、中国語の勉強もお互い頑張ろう」と言われました。私は、中国語は勿論のこと、英語力も付けて帰国したいです。

フィールドワーク.JPG 留学生のフィールドワーク

授業以外にも、静宜大学の日本学科の授業にボランティアとして参加しています。その授業は「日本商務文化礼儀」といって、主にビジネスマナーについて学ぶ授業です。時々、私は日本人なのに知らないことがあり、恥ずかしい気持ちになる時もあります。私はこの授業に参加することで、私自身これまで知らなかった日本のビジネスマナーを学んでいます。

ボランティアの担当グループ.JPG 日本商務文化礼儀の学生たちと(本人左から2人目)

台湾に来て、授業や日常生活の中で、毎日が新鮮で新しい発見ばかりです。私がとても感心していることを紹介します。台湾はバイクが多く、道を横断するのもとても難しいです。しかし台湾の人たちは頻繁にバスも使います。静宜大学がある台中市は、10kmまでは無料でバスに乗ることができます。私は夜や週末にはバスに乗るのですが、日本ではあまり見かけない光景を目にします。それは、優先座席は勿論のこと、普通の席に座っていても、おじいさん、おばあさんが乗車してきたら、必ずと言っていいほどみんなが立って席を譲ります。当たり前のようにお年寄りに席を譲る同年代の若者もよく見かけます。私はとてもビックリしたと同時に、私たち日本人も見習わないといけないと思いました。 

この約1か月で、自分から行動しないと何も起きないことを学びました。そして自分で考えることの大切を学ぶことが出来たと思います。また留学中の新しい目標もできました。これからも目標に向かって自分らしい留学生活が送れるようにしようと思います。

(2016年10月14日)