韓国~スンチョンヒャン大学(島村 有輝菜)
外国語学部2年次生 島村 有輝菜
最初のブログエントリーです。初めまして、韓国・スンチョンヒャン大学に留学している外国語学部2年次生の島村有輝菜です。8月22日からの約1か月の出来事について紹介させていただきます。
まず私の留学は初日から大変でした。韓国・仁川国際空港に着いてからスムーズに集合場所にたどり着くことができたのですが、なんせ留学先のスタッフらしき方が簡単な英語しかできないので、何を指示したいのか理解できないということが起こりました。また中国人の留学生が同時刻に集合する留学生の9割を占めていたので、聞こえてくる言語はほぼ中国語でした。挙句の果てにスタッフの方は中国語だけは話せるようで、その後大学の寮に着くまで中国語で誘導されるという不思議な時間を過ごしました。
次に私のスイートメイトについて紹介します。私が今生活している寮、通称「Global Village」は1部屋で最大12人が共同生活します。部屋にキッチンはなく、冷蔵庫も部屋ではなく共同スペースにあるので少し不便です。私のスイートにはアメリカ人・ドイツ人・日本人が1人ずつ、モンゴル人が2人、韓国人が5人います。私のルームメイトは韓国人ですが日本語を話すことはできるらしく、いつも日本語で話しかけてきます。これがいいことなのか悪いことなのかはさておき、考え方の違いで毎日トラブルが続いています。このトラブルを乗り切ることも留学の醍醐味なのかと思ったりする毎日です。
スンチョンヒャン大学に留学している日本人は非常に少なく、計4名です。私以外の3人は同じ大学で私だけが大阪学院大学からの留学生になります。しかし、皆さん良くしてくれ、本当に韓国での心の支えですし、毎日感謝しかないです。そして今はもう日本に戻っているのですが1か月間だけスンチョンヒャン大学で勉強していた大阪の大学からの5人の日本人の方たちにも感謝でいっぱいです。1か月という短い間でしたが、内容の濃い思い出がたくさんできました。その中から1つ紹介したいと思います。この大学ではさまざまなイベントが行われるのですが、その中で『coffee hour』というイベントがありました。私たち日本人は『ソーラン節』を披露しました。日本の伝統的な踊りは海外の人に人気があり、とても盛り上がりました。
最後にこの1か月を過ごして、少なくとも何かを得ることができたと思っています。まだはっきりとは説明できない何かですが、留学が終わるころにはしっかり自分のものにして活かすことができるよう、今後も日々努力をしていこうと思います。また、しっかり楽しむことも忘れずに、与えられたこの機会を有効に使っていきます。ご精読ありがとうございました。
(2016年9月29日)