「私の留学:最初の一歩」(トリア大学(ドイツ)橋本 佳奈)

外国語学部2年次生 橋本 佳奈

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こんにちは、ドイツ・トリア大学に留学している橋本佳奈です。ドイツにきて約一週間が経過しました。私は留学するのが今回初めてで、始めは不安でしたが、出発が近づくにつれて、どんどん気持ちが高まり留学が楽しみで仕方がありませんでした。

ドイツのフランクフルトに到着した一日目に抱いた感想は“怖い”でした。前々から先輩やドイツ人の先生からフランクフルトの駅前は少し治安が悪いと聞いていたのですが、大きな荷物を持って歩く外国人の私にとって、夜のフランクフルトはあまり居心地のいいものではありませんでした。入寮まで少し早く到着していたので、二日目はフランクフルトの中心街を観光しました。日中の中心街は観光客で賑わい、活気がありました。今回は美術館などの施設を訪れることができなかったので、次の機会にはじっくり観光したと思いました。

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トリアまでのバスのチケットを事前に予約をしていました。ハプニングはあったもののなんとかトリア行きのバス乗ることができ、3時間半かけてトリアの中央駅に到着しました。事前に友人に迎えを頼んでいたので、トリア大学の学生のJuliaが迎えに来てくれて、大学まで連れて行ってくれました。なんとか大学までは行くことができたのですが、私は留学生担当の先生に到着の連絡をすることを忘れてしまっていたので、最初から迷惑をかけてしまいました。先生や友人はとても丁寧に説明をしてくださり、なんとか寮の契約と入寮することができました。

トリアに着いてすぐに語学学校が始まり、私は日本人が一人のクラスに決まりました。クラスメートはとても親切で、一人でも不安だと感じることはありませんでした。授業は自由に発言のできる参加型のもので、1日目は話を聞くことに必死であまり発言することができませんでした。しかしこのままではいけないと思い、間違えてもいいから授業にどんどん参加し、発言をしていこうと思いました。授業中に「ボランティアはいないか(自発的に答える人はいないか)?」と聞かれると一番に手を挙げて発表するようにしています。日本人も負けてない、日本人だって社交的でたくさん発言するんだ!をモットーに頑張っています。発言をするようになってから、クラスメートとも仲良くなれたと思います。

ドイツに来てから新しいことに挑戦することが多く、毎日が刺激的です。挑戦することも、諦めてしまうことも、決断することも、すべて自分次第だと強く思います。私の人生のハンドルを握っているのは私です。この11か月を最高のものにするために自分自身を信じて努力と挑戦を大切にしていこうと思います。

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(2016911)