「私の留学~新たな一歩」~中田 楓

外国語学部2年次生 中田 楓

こんにちは、ハーガヘリア応用科学大学に留学していた外国語学部2年次生の中田 楓です。今回が最後の投稿です。

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つい先日帰国したばかりで時差ボケのせいか、まだ夜眠れず朝起きられません。家の中は寒いですが、外はまだ寒いとは感じません。久々に再会した祖母や祖母の料理、これから再会する家族、親戚、友達に会えることが非常に嬉しく思います。それと同時に留学先でできた友達と今では簡単に会えないことが寂しいようなもどかしいような、外にでれば「Kaede~」と言って走って来てくれるのではないかと想像して、複雑な心境です。海外の人はあまり年齢を気にしないとは言え、年上ばかりの中で95年生まれ同士がたまたま会うと、親近感が湧くのか盛り上がり仲良くなることが何度かありました。

留学が始まった時、4ヵ月が途方もないくらい長く感じていました。なんでわざわざ一人で行こうと決めたのか、近くに知り合いか友達のいる所にすれば良かったのになど、考えた時もありました。かし、振り返ってみると解決できないトラブルは一つもありませんでした。私はよく落ち着いているように見られますが割と小心者です。実は人一倍びびりです。絶叫マシンなんて大嫌いです。昔は怖くなかった物も、年を取るにつれて慎重になっていた事に気付きました。 

新しいことを始めること、知らない世界に飛び込むこと、どれも勇気のいることだと思います。最初の一歩さえ踏み出す勇気があれば前に進めると思います。どれだけ失敗しても帰る場所はあります。そして、失敗から学ぶことは沢山あります。

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私は留学生活が楽しかったかと聞かれても、胸を張って「はい」とは言えないと思います。たくさん笑った日もあれば、たくさん悩んだ日もありました。それでも留学生活を終えて、貴重な経験ができて良かったと思います。思い出すのは楽しい思い出ばかりですが、楽しいことばかりじゃない毎日が私を成長させてくれたと思っています。

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英語だけなら日本でいくらでも勉強できます。ヨーロッパに行けば間違いなくお金はかかります。しかし、行って肌で感じられるものが必ずあると思います。言い換えれば、それは日本の外に出なければ知らないままだった事だと思います。 

もしこのブログを読んでくださっている方のなかに少しでも留学を意識している方がいて、私の経験が何等かの形で参考になれば幸いです。 

“Everything is gonna be okay.”

ステファニーという同い年の友達が留学当初にかけてくれた言葉です。緊張と不安で一杯だった私は、この言葉に救われた気がしました。 

 

今まで読んでいただき有難うございました。