「私の留学~新たな一歩」~山部 明日香

外国語学部3年次生 山部 明日香

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私は外国語学部3年次生の山部明日香です。824日から1221日までの4か月間、韓国のスンチョンヒャン大学に英語と韓国語の勉強をするために1セメスター留学をしました。私は留学するまで、授業以外で大阪学院大学に来ている留学生との交流の機会を持つことができていなかったので、「どのようにコミュニケーションを取ったらいいのだろう」、「他国の学生に私はどのように映るのだろう」などという不安な気持ちが多くを占めていました。実際に留学生活が始まっても自分から話しかけることができず、初めのころは積極的に行動を起こせていなかったことが多かったです。しかし、留学生活が半ばを過ぎ、韓国での生活や環境に慣れてきて、友達も徐々に増えてきたころ、できるだけたくさんの留学生とコミュニケーションを取れるように、自分から話しかけることを心がけました。そうすることで、挨拶してくれたり、話しかけてくれたりする友達が増えたので、とても嬉しかったです。このことが私にとって英語と韓国語の練習の場になり、振り返ると充実した4カ月であり、もう少し学びたいという気持ちが大きくなった留学生活になりました。

また、私のルームメイトは日本語を勉強している韓国人の女子学生でした。彼女は日本の音楽やドラマが好きで、「これは知ってる?」とお互いに聞いたり、「このドラマは面白いよ」と教えあったりと色々な話をしました。そして、私たちは一緒に部屋にいると、「今日は何をしたの?」、「おはよう」、「おかえり」、「いってらっしゃい」、「ただいま」、「おやすみ」を必ず言っていました。私はよく彼女と一緒にご飯を食べたり、出かけたりしていたのですが、そんな中で一番の思い出は2人で東大門に買い物に行ったことです。お揃いで買ったスカートを着て、初めて2人で遠出をしたのですが、それがすごく楽しく、また韓国語がままならない私を彼女がサポートしてくれたりして、すごく助かりました。

私は1セメスターの交換留学を終えて、4カ月という期間がすごく短く感じました。そして英語も韓国語も上達させるにはまだまだ時間が必要だと実感しました。また、この交換留学で最も強く感じたことは「出会い」でした。不安だらけだったけれど、韓国に着くとすぐに他国の留学生と出会い、ルームメイトやExchangeパートナーと出会い、友達の紹介で日本語を勉強している人とも出会いました。留学が始まった時から留学が終わるまで、「出会いは尽きることがないな」と思いました。出会った人の中には色々な人がいて、このような出会いは留学ならではのものだと思いましたし、留学前に私が目標としていた「友達を作る」に一歩近づいたと思うので、彼らとはなかなか会うことはできないけれど、様々な方法でつながり続けていたいと思います。そして、たくさんの人に助けてもらった留学だと思うので感謝したいと思います。

 

留学を終えた後も英語と韓国語の勉強を続けていこうと思っています。英語と韓国語の実践的な授業を履修したり、大阪学院大学に来ている留学生との交流プログラムに参加したり、またTOEICとハングル検定を受けて点数を上げたいと思います。そして、私は来年度より4年次生となり、就職活動をしていくので、今回の留学での経験を活かせる仕事をしたいと考えています。また、たくさんの方々にお世話になったので、私にどんなことができるかわからないけれど、みなさんに恩返しをしたいと思います。