韓国~ダングック大学(上田 芽依)

国際学部2年次生 上田 芽依

こんにちは。韓国のダングック大学に留学している国際学部2年次生の上田芽依です。 

早速ですが韓国は毎日とても寒いです。やっとここ数日で最高気温が氷点下を抜け出しました。一時は最低気温が-17度まで下がり、たくさん着こんでも寒すぎて体の節々が痛く感じるほどでした。私が住んでいる町の川も凍っていて川の上を歩くことができました。ところどころ湯気が出ている所があり、どうやらお湯を流して完全に凍らないように工夫しているようです。

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凍った川の表面

さて、3回目のブログ更新になりますが、今2か月半のとても長い冬休み中です。12月の中旬に学校の授業、期末テストが終わり、3月からの新学期までずっと休みです。あまりに長く留学生は一旦母国に帰る人が多いので、私も日本で成人式などの行事があり、年末から1か月弱、一時帰国していました。121日に久しぶりに韓国に戻ってきたのですが、周りの日本人の友達は12月で留学生活を終え帰国し、その他の国の友達も2月末まで母国に一時帰国している子が多いので、寮はとても静かでまだ戻ってきて1週間ですが、少し寂しい日々を送っています。今回のブログではほとんど日本にいる期間が長かったので何を書こうか迷ったのですが、前回のブログ更新日が去年の1113日だったのでそこから一時帰国までの出来事を書こうと思います。

前回のブログの記事を投稿した数時間後だったのでそのときには書けなかったのですが、日本語サークルの韓国人と日本人の友達でたこ焼きパーティーをしました。参加したサークルの人たちはほとんどが初めて会った韓国人ばかりだったのですが、挨拶したら拍手で快く受け入れてもらえとても嬉しかったです。日本人の中でも関西人は私だけだったので、たこ焼きづくりを任され、「師匠」と呼ばれとても照れましたが、みんなで協力して作ったたこ焼きはとても美味しかったです。韓国でたこ焼きを作る日が来るなんて思っていなかったので、とても楽しい思い出になりました。

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たこ焼きパーティーにて(本人左から7人目)

12月中旬には期末テストが終わり、修了式がありました。そこでクラスメイトやお世話になった先生がみんな集まる最後の日だったので、写真を撮ったり、話をしたりしたのですが、クラスメイトの中には、12月で留学が終わる友達もいたのでとても寂しかったです。

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クラスメイトたちと

冬休みに入ってからは、帰国の日まで残りわずかの友達と思い出づくりのためにソウルにある様々な場所へ出かけました。朝早くから夜まで歩き回って疲れましたが、色々な所へ行くことができて、旅行に来た気分で楽しめました。そのときに韓国に来てから初めて有名な漢江(ハンガン)に行きました。真冬の漢江はとても寒かったですが、夕日も綺麗で歩いて散策するだけでとても気持ちよかったです。今はシーズンオフなのですが、漢江の河川敷をサイクリングできるので温かくなったらやってみようと思います。

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 友達たちと(本人右から二人目)

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漢江の夕焼け

韓国は冬になると、町のあちこちがイルミネーションでとてもキラキラしています。バスに乗っているときや歩いているときにふと見つけるのですが、どこもとても綺麗でとてもワクワクした気持ちになります。下の写真の上側はバスに乗っているときに見つけたところなのですが、ゆっくり見てみたくてバスを降りて見に行きました。川に沿ってライトアップされていて、平日にもかかわらずたくさんの人が歩いていました。下側の写真はソウルにある大学の前の写真です。全ての木がライトアップされていて本当に綺麗で、大学の前ですが小さな観光スポットのようになっていました。

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韓国のイルミネーション

そして、冬になるとイチゴのシーズンがやってきて、あらゆるカフェなどで冬季限定のイチゴを使ったスイーツが発売されます。イチゴのパッピンス(韓国式かき氷)やパフェは絶品で、寒い時期ですが、寒いとか関係なく大人気で私もよく食べに行っています。

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まだまだ寒い日は当分続きそうですが、休みもまだあと1か月あるので、一日一日を無駄にせず楽しい思い出を作りたいと思います。勉強の話を1回もしませんでしたが、遊ぶだけではなく、前回のブログの最後に書いた、カフェでの会話の練習は継続しています。それ以外にも単語の勉強と今まで習ってきた文法の復習を空いた時間にして過ごしています。やはり勉強せずにいると忘れてしまうので、怠らずに、遊びも勉強も充実した冬休みを送ろうと思います。