「私の留学~新たな一歩」~前田 桂吾

外国語学部3年次生 前田 桂吾

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こんにちは。外国語学部3年次生の前田桂吾です。私は、アメリカのセンテナリー大学に1学期間留学をしていました。帰国してから1ヶ月が過ぎてしまいましたが、留学生活を振り返ってみようと思います。私が経験したありのままの留学を書きたいと思います。

私は留学に大きな期待を持って行きました。「こんな事が待っているのだろうな~。」、「こんな留学になるのだろうな~。」という思いで一杯でした。しかし、アメリカの渡り、学校生活が始まると、それは自分が期待していたものとは大きく違いました。そして、私は、ホームシックというのか、ジャパンシックというのか、とにかく落ち込んでしまいました。このような状況に陥った時、どのような考え、行動をしなくてはならないのか、留学前のグローバルラーニングで教えてもらっていたにも関わらず、現実から逃げてしまいました。同時期にオランダに留学へ行っている友達に連絡を取った際、「逃げながらも戦おう!」という言葉を掛けてくれました。この言葉を聞くと一見矛盾しているように思いますが、彼が言いたかったのは「逃げながらもここぞ!という時には正面から戦おう。」という意味だと思います。しかし、この言葉を貰った私が取った行動は、「逃げる」ということだけでした。様々な事を人のせいにして逃げました。なかなか友達を作れないこと、グループの輪に入れないことに対して戦おうとせず、気づいた時には「とにかく4ヶ月耐えて、無事に日本に帰ろう」という気持ちになっていました。留学前、留学を経験した先輩、友達から「なんとかなるから大丈夫!」、「行けば変わるよ!」という言葉をもらい、その言葉を鵜呑みにしていました。今わかるのは、これらの言葉を言える人達というのは、行った先でなんとかしよう、変わろうと行動したからこそ言えるのだと思います。留学を経験して思いますが、「なんとかなる」ではなく、「なんとかする」のだと思います。こんな当たり前の事を留学をして、やっと気づきました。プロサッカー選手の本田圭佑選手も言っているように、「環境は与えられるものではない。環境は自分で得るもの、作り出すもの。」。留学に行けば英語が伸びる、積極的になる、人が変わるのではなく、留学先でどのような行動をするのか、今いる環境でどうするのかが大切なのだと思います。このような話ばかりしていると、私の留学がマイナスに感じられるかと思いますが、留学をしたから分かったこと、感じたことばかりなのでマイナスではありません。と自分に言い聞かせているのも事実です。ここでは書ききれない程の良かったことも、悪かったこともありますが、これが私の留学です。悪かったと思うかも自分次第だと思います。1つはっきりと言えることは、留学に行って本当に良かったということです。辛いことが沢山ありましたが、またアメリカに帰りたいと思っています。何か留学について、それ以外でも聞きたいこと等があれば、是非話しかけてください。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。また、留学という機会を与えてくださった国際センターの皆さん、ありがとうございます。