「私の留学~新たな一歩」~福田 輝行

経営学部3年次生 福田 輝行

Teru birthday.jpg 韓国で迎えた誕生日(本人左端)

「なんで、輝行は韓国が好きなん?そんなに良いん?」と友達によく質問されます。その答えは、韓国に行くと分かりますとしか言えないです。ちゃんとした答えは私にはありません。韓国のすべてが好きです。ニュースで見ている韓国とちゃんと自分の目で見た韓国は違いました。私は高校2年生までニュースの影響で韓国が嫌いでした。夏に偶然録画予約していた番組にKARAで出ていて、彼女たちの音楽や韓国人そのものに興味を持ちました。1年後の夏にちょうど領土問題が起きましたが、実際に韓国を中から見てみたいという気持ちで韓国に行きました。何も予習せずに行ったため、地下鉄の乗り方も分からず、色々と困ることが多かったです。しかし、私を助けてくれる韓国人がいました。帰るまでに10人を越える人たちが助けてくれたと思います。この旅行を通してもっと隣の国である韓国を知りたくなりました。その思いはあっても大学で何をしたいか迷ったまま1年が過ぎ、やっと校生の時の思いを実現する韓国留学をすることを決め、色々な方々に協力していただいたおかげで韓国に行くことができました。韓国の文化と韓国語を少し知っている程度で行ったため、ホームシックになるだろうと思っていましたが、私は一度もホームシックを感じなかったです。毎日が味わったことのない新しいことに出会い楽しかったです。唯一苦手だったのは、外が寒すぎるので朝起きるのが辛かったことです。日本にいた時より健康的な暮らしをしたため、到着後2週間で体重が4キロ落ちました。ペッソク大学の最初の印象は、中国人留学生の多さです。でも中国人に興味を持っていたためすぐ仲良くなりました。1人1人と交流を深めて、自分の中のネットワークを作りたいと思っていたので、積極的に行動しました。すると周りからも誘ってくれるようになり、毎日色々な人と交流し、様々な価値観について話をすることができたのが、何よりの財産になったと今では思えます。この交流を通して思ったのは、韓国人や中国人は親しみやすい、周りの人との壁がないことです。海外の人たちはのれんをくぐって、いらっしゃいませの主人の声でそのお店を判断せず、お店の外観だけでも思い切って入っていく感じです。私が作りたい世界は、コミュニケーションの壁がない世界です。韓国の大学の先生に「文法が間違っていても君は話すことができるし、文章を作ることができる」と言ってもらったことが嬉しかったです。こんな自分が最後のテストで98点取れたのは嬉しかったですが、2点足りなかったのが悔しかったです。いつも考えてから行動するタイプなので、これからはすぐに行動できるようにし、何事にも情熱を持って取り組める自分になりたいです。2番手より1番手。そうなれるように努力します!