韓国~スンチョンヒャン大学(野嵜 光和)
外国留学2年次生 野嵜 光和
こんにちは。韓国のスンチョンヒャン大学に留学中の外国留学2年次生の野嵜光和です。1セメスターを終え一時帰国しました。
韓国は日本よりとても寒く、外を歩くと顔が凍るようでした。留学先の授業を終えてほっとしています。期末テストは韓国語のテストはまあまあ出来たような気がしますが、英語の授業のテストはあまり手ごたえがありませんでした。
スンチョンヒャン大学では5つ授業を取っていました。1つ目は韓国語のスピーキングです。韓国に留学するまで韓国語を一切勉強したことがなかったので、とても苦しみました。特にパッチムという発音があるのですが、これはみんなが苦しむ発音らしく、案の定初めの頃は僕だけではなく一緒に授業を受けている留学生たちも悩まされていました。韓国語の発音は難しく、僕は3ヶ月練習しましたが、今でも発音出来ない音があります。授業は隣の人と教科書に書いてある文を使って会話をしたり、何かトピックを決めて会話したりと、とても楽しい授業でした。
2つ目はライティングです。ハングルは表音文字で、例えばㅇ+ㅏで아(あ)と読みます。パズルみたいに組み立てて文字にしていくのでとても面白です。初めの授業ではみんなで自分の名前を書いてみたり、自己紹介などを書みたり、とても楽しく学びました。
3つ目はKorean Culture & Societyという韓国の文化や社会について学ぶ授業でした。面白そうだったので履修したのですが、授業がすべて英語で、文化に関する映画なども字幕なしで、ともてついていくのに苦労しました。ですがクラスの中にはアメリカ人、中国人、韓国人と日本人僕一人だったので、それぞれの国の文化や社会について話したり、韓国と自分たちの国はこういうところが違うという話し合いをする機会もあったので、韓国のことだけでなく他の国の事情も聞け、一石二鳥でした。
4つ目はCIDというクラスで、この授業は留学生全員が出席しないといけないクラスでした。このクラスでは韓国についておかしいと思う点を話し合ったり、グループで留学のメリットについてプレゼンテーションしたり、とても賑やかなクラスでした。
5つ目はテコンドーのクラスです。韓国の国技でもあるこのスポーツですが、技術を習う前に先生からテコンドーを習う時に必要な礼儀をしっかりと教えられました。先生は時には厳しく時には優しくの精神で教えてくれるので、すごく集中してすることができました。
先日ついに1セメスターが終わりました。留学に行くことが不安でやっぱり行きたくないなと思っていた自分が、最後には帰りたくない、みんなと離れたくないという気持ちでいっぱいになりました。その気持ちを帰る二日前にみんなでご飯を食べている時につい言葉に出してしましました。すると何十人という留学生や韓国人の友達がハグをしてくれたり、優しい言葉をかけてくれたりしました。たった3ヶ月だったのに、こんなに感動で胸がいっぱいになるとは思いませんでした。たった3ヶ月でしたがすごく大きくて重い3ヶ月だったと思いました。友達の大切さも改めて知りました。このセメスターで離れ離れになる友達もいますが、来年も帰ってくる友達もいるので、次のセメスターに向けてこの冬休みはしっかり勉強したいと思います。