アメリカ~カリフォルニア州立大学モントレーベイ校(徳丸 将志)

経営学部ホスピタリティ経営学科 徳丸 将志

皆さん、こんにちは。徳丸です。

最近はすっかり寒くなり、時々霧が出て数メートル先が見えないということもあるほど冷え込むこともあります。今は防寒着を重ね着して対策していますが、寮の中は暖房が効いており、屋内外の気温の差が激しいので、体調管理を今まで以上に徹底しています。また、先週やっと全ての授業、課題、プレゼンテーション、そして期末テストが終わりました。4ヶ月間、毎日、常に課題の量が多かったので、本当にやっとという感じです。

そのような苦労もありながら、今学期の間、休日にはたくさんの所に出かけ、アメリカでの大学生活を堪能しました。ハロウィーンの日には、近くで大きなパーティーがあり、皆が同じようなコスチュームを着て行く中、私は他の人と被りたくなかったので、なぜかFROZENAnnaを着て行きました。その結果知らない人から「Anna!」と声をかけられたり、写真を撮ろうと言われたり、意外と人気だったので、気合いを入れて挑戦した甲斐がありました。こちらに来て一、二を争うほどの楽しい時間となり、本場のハロウィンパーティーを味わうことができました。11月の下旬には一週間強のThanksgiving Breakがあり、アメリカ人の友達に会いに、一人でフロリダまで旅行したり、友達の家で七面鳥などをご馳走になったり、Black Fridayという大セールの日にお目当ての買い物が出来たり、スタンフォード大学までアメフトの試合を見に行ったりと、とにかく充実した休暇を過ごすことが出来ました。フロリダ旅行では、航空券の購入から、すべて自分で手配したので、失敗もありましたが、それも含めて新たな体験をすることが多く、とても思い出に残る旅となりました。アメフトの試合ではホームのスタンフォードチームが勝ったので、サポーターと喜び合い、最後にはフィールド内に皆が走り込んで祝う様を見て驚きました。

Beach.jpg  OGUで出会った友人と

American football.jpg  アメフトの写真:スタンフォード大学にて

今振り返ってみればこの一学期間本当にあっという間でしたが、数え切れないほど様々なことを学び、感じました。最初寮に入った頃、ルームメイトがパーティーを開いてくれましたが、皆のしゃべるスピードが速くて、ただただ会話をするのに苦労したことを今でも覚えています。その時初めて英語への拒否反応を覚え、一時期日本人と過ごしすぎた時もありましたが、一週間ほどでやはり良くないと気づき、だめでもがんばろうと開き直ることが出来ました。留学しても、目標達成のための行動をしないと意味がないことを学び、感じた瞬間でした。また期末テスト前には留学生だけではなく、アメリカ人の学生でさえ図書館にこもり、相席しなければいけないほど席が空いていなかったり、勉強と遊びの区別がはっきりしているアメリカ人の学ぶ姿勢や教育制度の違いを体感しました。さらに、ここの大学で同じ高校出身の学生と出会い、世間の狭さに驚いたり、アメリカ国内や海外での事件の多さをニュースで聞いていると日本の治安の良さなど改めて感じたりと、これらの経験すべてのおかげで、正に視野が広がったと言う言葉の通りになりました。

Roommates.jpg ルームメイトたちと(本人後列右端)

Library.jpg  図書館の様子

HS almuni.jpg  同じ高校出身の学生と(本人右)

もちろん留学して初めて語学に対する気づきがあり、これからの人生のヒントを見つけることも出来ましたが、なにか語学以上に大切なものが学べたなという感覚もあります。この留学をしたことによって、私に色んな人生の幅をもたらしてくれました。これらの経験はすべて今後の人生に活きると確信しています。なぜなら、日本という島国を超えて異国の地で様々なことを吸収し、経験したことで、自分に多面からの自信を与えてくれたからです。今、経験こそが自分の強みになると感じています。大学生活が8学期ある中で、最高の一学期を過ごすことが出来ました。これからは応援してくださった方々に色んな形で恩返ししていこうと思います。

Farewell board.jpg  Farewellのボード

最後に、この留学に携わってくださったすべての人に、最高の留学生活をありがとうと言いたいです。