アメリカ~センテナリーカレッジ(前田 桂吾)

外国語学部3年次生 前田 桂吾 アメリカのセンテナリー大学に留学中の外国語学部3年次生の前田桂吾です。今回が2回目の投稿になります。 アメリカに来て約2ヶ月が経ちました。前回の投稿では自分の思いだけを書いてしまい、こちらの情報を提供することが出来なかったので、今回は情報を含めて書きたいと思います。 Taco Bell Keigo アメリカで好きになった「タコベル」(メキシカン) まず初めに、大学のあるハケッツタウンについて書きます。ハケッツタウンは、ニュージャージー州にある小さな町です。ニュージャージー州は、ニューヨークの真横の州です。ニューヨークへはハケッツタウンから電車で2時間半ほどで行けます。これを聞くと「ニューヨークにいつでも行ける!」と思うかもしれませんが、週末は電車が走っていません。履修する授業によって違いますが、金曜日は基本的に授業が無いのでニューヨークへ行く人は金曜日に行っています。しかし、ニューヨークへ行ける唯一の金曜日ですら、始発で行かなければならないと聞いています。自分は学校が始まる前に高校の時のALTの先生の家に5日間泊まって以来、NYには行っていません。こちらの気候ですが、最近の気温は15℃前後です。気温が高くても風が冷たかったり、気温が低くても太陽が出ていて暖かく感じたりなど日によってバラバラです。 Humberger Keigo アメリカンファミリーと一緒に食べに行ったハンバーガー 次は授業についてですが、私はESLの授業3つを取っています。Writing, Reading and Vocabulary, Pronunciation and Conversationの3つです。Writingでは、とにかくessayを書きます。先生からトピックを出されたり、自分でトピックを決めて書いたりしています。毎日宿題が出るので、私はとにかく書いて出しているという状況になってしまっています。Reading and Vocabularyでは、物語を読んで問題に答えるといった形です。あまり日本の大学でやっていることと変わらないと思います。しかし、いくつか難しいことがあります。それは、単語の意味を答えたり、同じ意味を持つ単語に言い換えたりすることです。日本語で意味が分かっていても英語で言うことが出来ないので難しいです。また、私の単語量がとても少ないので、同じ意味を持つ単語に変えなければならない時はとても苦戦しています。Pronunciation and Conversationでは、もちろんですが発音と会話を学んでいます。CDを聞いて、「今のはRightかそれともLightか?」など聞き分ける練習をして、実際に自分たちも発音をします。会話では、写真を見せられて、その写真についてグループで話をしたり、ニュースを読んできて、そのニュースについての要約を発表したりしています。会話の面でも、言いたいことが言えなかったり、分かっていても英語に出来なかったりするので、とても苦戦しています。毎日全ての授業で宿題が出ます。 最後に、前回の投稿と同様にここまでの留学を振り返って終わりたいと思います。アメリカに来て約2ヶ月が経ち、また、前回の投稿から約1ヶ月半が経った今、「自分は何をしにアメリカに来たのだろう?」、「今まで何をしていたのだろう?」と思います。現状を変えるための行動が出来ない自分の弱さを感じています。しかし、このことをポジティブに考えるのであれば、「日本ではこんな経験はできない」ということです。そして、私はこの経験を忘れてはいけないと思います。人は色々な経験して、そこから学んで変わっていくと思います。しかし、その中には強い1本の芯がなくてはいけないと思います。色々な経験をして、たくさんのモノを吸収することは素晴らしいことですが、芯がなければ「自分」がなくなると感じます。私は、木のようなまっすぐな芯を持てるようになれればと思います。木には1本の太い幹、これが自分の芯。幹から生えている枝が色々な経験であり、そこから学んだことだと思います。私には幹がまだしっかりと無いように感じます。偉そうなことを言って、自分の弱さを隠そうとしているみたいに聞こえますね。 また鉄のように硬い話を最後まで読んで頂き、ありがとうございました!